いやされる「さよならの向こう側」山口百恵(転記)

百恵回帰『さよならの向う側』 - YouTube

あなたは、人生の最後に、どんな音楽を聴きたいですか?

私は日頃、ワールドミュージックを聴いているのですが、最後に聴くとしたら、日本のものになるかと。菩薩のような百恵さんの歌謡を聴けたら、極楽浄土へ行けるかも。しかし、百恵さんメドレーでは、未練がましいでしょう。
「さよならの向こう側」がいいかと。

追記)
野坂昭如さんは、著書「この国のなくしもの」91頁で、『今の歌には、詩どころか「詞」さえない。ぼくの知る限り、歌謡曲の分野で、とにかく日本語らしい言葉にメロディがつけられていたのは、山口百恵まで、以降は、リズムを主とした音に、言葉を当てはめている。当然、意味は通じないし、分裂症気味の者のひとりごとみたいな「歌詞」。』