きく【この冬に聴きたい音楽】
ふーとらさん、無断利用、ご勘弁。
秋が来ると聴いていた音楽はあったが、冬はなかった。
昨年は、南イタリアのダンス音楽「タランテッラ」を聴いて、
年を越した。特に冬らしくはない。
雪やこんこん、あられやこんこん。。。や、
SPEEDの「White Love」しか思いつかない。
季節の冬ではなく、厳しい状況を堪え忍ぶという意味合いで、
この冬、聴きたい音楽はある。
「Suite No. 1: Coumbite」FRANTZ CASSEUS(Haitian Creole)
18世紀末のハイチ革命で、自分たち(黒人・クレオール)の自由を
つかんだはずが、長い間、その事実が無かったかのように無視され、
どの国の助けも得られなかったことより、フランスへの賠償金や利子
(その後アメリカへの)で苦しい生活を続け、
近年では、ハイチの大きな地震もあり、
まともに生きていける状況ではないような。
フランツ・カッスゥ(1915 – 1993)、クレオール。
音楽家がハイチでやっていくこと難しく、米国へ。
ハイチの人達には、日本人以上に、普通の幸せを得てほしいが、
「隠された奴隷制」を継続している世界権力層は、
ハイチ革命をしても、ハイチは幸せになれないんだよ、
ということにしたいはず。
ハイチ地震も、人工的に行なわれた可能性もある。
となると、東日本大震災もか。確証ありませんが。
せっかくの「音の楽しみ」を、歴史の暗部につなげてしまってすみません。
心斎橋ワールドミュージック店「Plantation」の店長が言っていた。
(少しアレンジしますが。)
『ワールド・ミュージックは、陽気に聴こえる音楽でも、
負の歴史の上につくられており、その念のようなものが
聴いているものの、精神に当たる』というようなことを。
その頃(十年くらい前)は、
マルティニークや、グアドループなど、
ハイチとは違い、フランスの海外県であることを選んだ
カリブの音楽を聴いていた。