備忘録『くらしのアナキズム』松村圭一郎 著(ミシマ社 2021)
【備忘録 2,673 文字】
ミシマ社の本、やさしい装丁(尾原史和さん)。
昨年12月、料理研究家 土井善晴さんの『味付けはせんでええんです』という文明論を読んだ。「料理という行為が、自然と人間をつなぐ。」
『くらしのアナキズム』は、この料理文明論とも、つながっている。
また、日本政治で孤軍奮闘されている「れいわ新撰組」ともつながっている。ということは、虐げられている多数の日本人とも、世界の「国民国家」の下で生きる人達につながっている。
著者は、1975年(ロスジェネ)熊