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千夜千冊以外も読まずにいられない

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千夜千冊関連以外、買わないことにしていますが、そういうわけにはいかないのです!
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#エッセイ

よんだ「この先には、何がある?」群ようこ著(幻舎社文庫 2022)

片桐はいりさんのエッセイ「もぎりよ今夜も有難う」を半分読み、 群ようこさんのエッセイへ。お二人とも読みやすい。 群ようこさんの後、はいりさんのエッセイには戻らず、 大貫妙子さんのエッセイ「私の暮らしかた」を読んでいる(半分くらい)。 忘れないうちにと、備忘録です。群ようこさんのエッセイ。 【転職六回】からはじまり、【四十年】までのお話。自伝。 群ようこさんの原作「かもめ食堂」は読んでないのですが、 その映画で、主演の小林聡美さんの台詞 『やりたくないことを、やらないだけ

目で聴く「私の暮らしかた」大貫妙子 著(新潮文庫 2016)

まずは、大貫妙子さんと坂本龍一さんのアルバムから、 「美貌の青空 Bibo no Aozora」を ♬ 声により、穏やかな心や、たくらんでいる心、様々な心の状態が見えてくる。感情の蓄積が、その人の心の状態をつくり、その人自身をつくっていく。声は、その人そのものを反映していると私も思う。naka はじめてある作家の本を読む時、その作家の書いていることが、本心から書いている事なのかを、見極めたい。騙されたくないから。でも、本心を見抜くには、経験や人間観察力が必要なのだろう。