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千夜千冊以外も読まずにいられない

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千夜千冊関連以外、買わないことにしていますが、そういうわけにはいかないのです!
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2023年7月の記事一覧

再読「危ない言葉」松岡正剛 著・鎌田恵理子 編集・構成(求龍堂 2010)

アフォリズム(教訓や格言)は、短い文だから、簡単に読めそうだけど、その意味するところに辿り着くために、自分の経験してきたことや類推で、橋を架けて、また架けて、としていかないと辿り着けない。これは、俳句や短歌なんかも同様ですよね。逆に厚めの本の方が、「そこ」へ辿り着くのは早いのかもしれない。

よんだ「この先には、何がある?」群ようこ著(幻舎社文庫 2022)

片桐はいりさんのエッセイ「もぎりよ今夜も有難う」を半分読み、 群ようこさんのエッセイへ。お二人とも読みやすい。 群ようこさんの後、はいりさんのエッセイには戻らず、 大貫妙子さんのエッセイ「私の暮らしかた」を読んでいる(半分くらい)。 忘れないうちにと、備忘録です。群ようこさんのエッセイ。 【転職六回】からはじまり、【四十年】までのお話。自伝。 群ようこさんの原作「かもめ食堂」は読んでないのですが、 その映画で、主演の小林聡美さんの台詞 『やりたくないことを、やらないだけ

よんだ「耳を啓く」「幻花 -音楽の生まれる場所」佐藤聰明 著

○ 「耳を啓く」(2006)春秋社 ○ 「幻花」  (2020)洪水企画 聰明さんの音楽思想大枠 「耳を啓く」ということについて 日本人が西洋音楽を模倣することについて 芸術と芸術家の関係について 学生時代の知人の言葉 情報密度の濃厚な著書であったので、一部のみの抜粋。 聰明さんの音楽思想は禅的であり、 華道、茶道、のように、「音道」と言うものかと。 (言わずもがな、偏った抜粋となっておりますので、ご承知願います。)

再読「リスクな言葉」松岡正剛 著(求龍堂 2011)

抜粋です。naka