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(欧米の音楽を聴くこと)を眺める

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日本人の、音楽を聴く土台的なものが、伝統的な日本音楽ではなく、欧米の音楽で出来ているので、それがどういうことなのか眺めてみる。
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2023年11月の記事一覧

きく「Hat And Beard」「Gazzeloni」ERIC DOLPHY(BlueNote 1964)

さきほどまで、笹久保伸(ギター)のアルバム「VENUS PENGUIN」を 聴いていた。 なにかフリージャズ的なものを感じ取ったのかもしれない。 (表現は異なります。) それでERIC DOLPHYが降りてきた。 捕まえられない音の群れ。 ただただ四方八方に動き回る音を眺める。 (ドルフィーを探したが、一枚も残っておらず。  このいっとき、動画にて楽しませていただきます。)

きく【倍賞千恵子】

数日前、実家に帰省したついでに、「寅さん」を観た。 数年前、筑後吉井に旅行した時も、「寅さん」を観てた。 これは遠い記憶なので、定かでは無いが、 小さい頃、はじめて観た映画「ウルトラマン」の次が 「寅さん」だったような。「ウルトラマン」と「寅さん」の二本立て。 そんなカップリングあったのだろうか。 「ウルトラマン」の方は、「ウルトラ6兄弟 vs 怪獣軍団」。 ハヌマーンという神猿との 共演 共闘。 「寅さん」の内容は覚えていない。 今回(昨日観た衛星放送)のマドンナは竹下景

きく「 Ballade pour Adeline」Richard Clayderman(1976)

【イージーリスニング(フランス)】 金曜日から帰省し、二泊した。 環境が変われば入ってくる情報も変わるもの。 不意にテレビに現れる馴染みの音楽。 曲は良く聴くが、タイトルや作者は分からないシリーズ。 はじめて知ったそのピアニストと、その曲、 「Ballade pour Adeline(渚のアデリーヌ)」。 メモしないと絶対忘れると思い、メモしたのでここに書けてます。 「もしもピアノが弾けたなら」西田敏行(1981) 「渚のアデリーヌ」を聴いていたら、 不意に自分の中で鳴り出

ながめる「天正遣欧少年使節」

千夜千冊 1518夜は、楠木建さんの「戦略読書日記」。 話として、ビジネス戦略に落とし込んでいくので、 ビジネス書が大半ではあるが、それらばかりではなく、 ユニークな選定となっている。 私の好きな本「おそめ」(石井妙子 著)を扱った章題は、 『暴走するセンス』。祇園芸妓「おそめさん」の銀座の水商売の話。 全部で21章ある内の、20章が「クアトロ・ラガッツィ」を扱っている。 章題は、『グローバルとはどういうことか』。 天正遣欧少年使節をプロデュースしたヴァリニャーノ神父に焦点を

きく「Try Me」James Brown(1958)

ただただ、このジェームズ・ブラウンの歌が好きです。

読んだ「歌の心を究むべし」濱田芳通 著(2017 アルテスパブリッシング)

ある音楽を聴きながら、それに関する本を読むのが 至福の時なのです。音楽は何を聴こうか。 濱田さんのリコーダーと、黒田京子さんのピアノの、即興。 (あやうく日本のファンク・グループ「在日ファンク」を  持ってくるところでした。  濱田さんの本に16ビートの話が出てきたもので。) ルネサンス~バロック期の古楽を演奏する濱田さんが、 ジャズピアニストの黒田さんと、即興ですから。意外でした。 濱田さんはマイルス・デイヴィスがお好きなようです。 本に書かれてました。 濱田さんの