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日本の音楽とは、何だろう?

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人生最後に聴く音楽は、日本の音楽の中から選ぶだろう。
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#アンビエント

【田口和行の音道】(2024/ 6/14更新)

Can you see "Kazuyuki Taguchi" ? 作曲家・田口和行さんの生み出す音の磁場に立ち会える。 曲『-ade』(2010) 曲『楓』(2011) 曲『daydream dance I for tenor-recorder and piano』(2011)曲『moonlight dancer』(2012) 曲『a frozen doll』(2012) 曲『六花(Rikka)』(2012)曲『エリクサー2013 改訂版』(2013) 曲『星屑~

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「Still Way」Satoshi Ashikawa(1982)

https://www.youtube.com/watch?v=jaWdVJO5H98 https://meditations.jp/products/%e8%8a%a6%e5%b7%9d%e8%81%a1-still-way-wave-notation-2-lp (転載はじめ) 名レーベル、サウンド・プロセス(株式会社サウンド・プロセス・デザイン)を設立し、吉村弘やOscilation Circuit、柴野さつきといった名作家たちを世に送り出してきた、日本の環境音楽の草分け的存在、芦川聡の「Still Way」がCDとLPで堂々復刻! 遂にニューエイジ・リバイバル/国産アンビエント再評価も来るところまで来てしまいました!元々は大学時代に現代音楽に興味を持ち、美術洋書と現代音楽の専門店「アール・ヴィヴァン」で勤務。 70年代後半より実験的なパフォーマンスを行い、かねてより藤枝守や高田みどり、吉村弘とコラボレーションも行うなど活発に活動を繰り広げてきましたが、惜しくも本作リリースの翌年30歳の若さでこの世を去っています。 本作は、ブライアン・イーノの系譜にあるアンビエント・ミュージックを明確なコンセプトとして打ち出しており、「音の風景」や「音のオブジェ」といった何気なく聞ける作品として制作されたもので、芦川聡が作曲した楽曲を高田みどりら4人の奏者が演奏。楽曲によって編成は異なるものの、ピアノとハープ、ビブラフォンが用いられています。 現代音楽/ミニマル・ミュージックを通過し、非常にシンプルでいながらも、日本らしい引きの美も感じるような情緒豊かな風景を描き出した底抜けに美しい作品。本人の言葉を借りるなら、まさに静止した瞬間を列ねたような音楽です。 (転載おわり)

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「Through The Looking Glass」Midori Takada(1983)

https://www.youtube.com/watch?v=Bululwnj4ik https://diskunion.net/clubt/ct/detail/1008389935 (転載はじめ) 意識に溶け込むパーカッションや管楽器の奏でる心地よい音に、 現実との境目が見えなくなる深いところまで連れて行かれる逸品。 瞑想にふけられること請け合いのアンビエント・ミュージック快作。 (転載おわり)

聴く「Screen」Visible Cloaks(2017 米国)・「Jupitor」Miyako Koda(1998 日本)

アルバム名「Reassemblage」は、ベトナムの映画監督:Trinh T. Min-haの1982年同名作に由来。 という解説で目にとまる。 トリン.T.ミンハさんの著書 「女性・ネイティブ・他者 ーポストコロニアリズムとフェミニズム」、 一読したが、結局、頭の中でまとまらなかったので、今年の心残り。 その方の、映像作品をアルバム名にしている Visible Cloaks(米国ユニット)は、何者かと思いましてね。 ミニマルミュージック、エクスペリメンタル・ロックなどと

きく【トベタ・バジュン】(日本・ヒーリング)

さて、大貫妙子さんのコンサートチケットを10月に購入し(初めて行く) 自分の「音楽興味のうつろいやすさ」を妻に指摘され、 (高いの購入したはいいが、コンサートまで興味を維持できるのか?) 一時、古楽(ヨーロッパ中世、ルネサンス、バロック音楽)領域へ行ってしまったため、そこから大貫妙子さんに戻る道を見つけておりましたが。 今は、ニューエイジ、アンビエント音楽の領域に来てますので、 ここから、大貫妙子さんに戻りたいと思います。 結論から申し上げますと、トベタ・ジュンさん経由です

ながめる【吉村弘】(日本・環境音楽)

例えば、音楽を「自分を動かす音楽」と「自分を癒やす音楽」に 分けた場合、無気力だった頃は、「自分を動かす音楽」の比重が高かった。 年を経るにつれ、「自分を癒やす音楽」をよく聴くようになってきた。 行き着く先は、環境音楽なのかもしれない。 ( その先には「無音」が待っている。 ) ・SOFT WAVE FOR AUTOMATIC MUSIC BOX 1973/1976 MUSIC FOR NINE POST CARDS (1982) コロナ禍 2020年 4月、家にいた

聴いてこなかったが【坂本龍一】

最近、大貫妙子さんのアルバムを聴いていると、 坂本龍一さんがちょこちょこ現れる。 「美貌の青空」のオリジナル曲が良かったので、 坂本龍一さんのアルバム「スム-チー」(1995)が届くのを待っている。 中古ですが。 テクノ・ポップグループ:YMOの曲は、 テレビや街で流れいるのを耳にするぐらいで、 集中して聴くことは無かった。 坂本龍一さんのソロ・ピアノ。 CMで流れた「energy flow」は心地良かったので、 アルバム「BTTB」を買った。これ以降は、興味が続かなかった