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日本の音楽とは、何だろう?

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人生最後に聴く音楽は、日本の音楽の中から選ぶだろう。
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2023年8月の記事一覧

きく「鼻から牛乳~冥土篇~」嘉門タツオ(2018)

鼻から牛乳~冥土篇~鼻から牛乳~冥土篇~ - YouTube 嘉門タツオさんの奥様は昨年9月、亡くなられた。 嘉門タツオさんは今年1月、飲酒運転事故を起こしてしまった。 活動を休止されている様子。免許の再取得はしないと公言。 今後、偽善度が高まっていくと思われる世の中(正義という名の狂気)で、コミックソング(風刺)の存在は大きい。 嘉門タツオが創建450年の寺で神業ライブ! ♪HEY!浄土 ♪替え唄メドレー他 - YouTube

聴いてこなかったが【坂本龍一】

最近、大貫妙子さんのアルバムを聴いていると、 坂本龍一さんがちょこちょこ現れる。 「美貌の青空」のオリジナル曲が良かったので、 坂本龍一さんのアルバム「スム-チー」(1995)が届くのを待っている。 中古ですが。 テクノ・ポップグループ:YMOの曲は、 テレビや街で流れいるのを耳にするぐらいで、 集中して聴くことは無かった。 坂本龍一さんのソロ・ピアノ。 CMで流れた「energy flow」は心地良かったので、 アルバム「BTTB」を買った。これ以降は、興味が続かなかった

洗濯物を干している時に頭に流れた曲

①「スローモーション」中森明菜(1982) ②「Romain」Bill Evans(1962) なぜ? と訊かれても、自分のことながら知らない。 中森明菜さんのポスターは部屋に貼ってました。。。昔のことですが。

目で聴く「私の暮らしかた」大貫妙子 著(新潮文庫 2016)

まずは、大貫妙子さんと坂本龍一さんのアルバムから、 「美貌の青空 Bibo no Aozora」を ♬ 声により、穏やかな心や、たくらんでいる心、様々な心の状態が見えてくる。感情の蓄積が、その人の心の状態をつくり、その人自身をつくっていく。声は、その人そのものを反映していると私も思う。naka はじめてある作家の本を読む時、その作家の書いていることが、本心から書いている事なのかを、見極めたい。騙されたくないから。でも、本心を見抜くには、経験や人間観察力が必要なのだろう。

きく?「くすりをたくさん」大貫妙子(1977)

【シティ・ポップ(日本)】 私の母は、薬が好きでして、 【好きな食べもの ベスト5】に入るのではないかと思います。 (逆に嫌いな食べものの、なんと多いこと。) お医者さんに「優良消費者」に仕立て上げられたのか、 自分から進んで従属したのか。。。 まぁ、利害が一致した、という事でしょう、かなしいかな。 大貫妙子さんのソロ2枚目「SUNSHOWER」。1977年リリース。 2曲目「くすりがたくさん」 お医者さんの思惑が見えちゃったんでしょうね。 唐突ですが、「シティ・ポップ

きく「The House of The Rising Sun」

【フォーク・ソング(アメリカ)】 たくさんのミュージシャンが歌われているアメリカ民謡 「The House of The Rising Sun」。 私は、ブルース・ロックのアニマルズ(イギリス)ので、 はじめて聴きました。 (が、歌の内容設定は、少し変えているようです。) 哀しい歌です。 ちあきなおみさんも歌われているのを、最近知ったのです。 (ジョーン・バエズ、ボブ・ディラン、ザ・アニマルズは ↓) 「朝日楼(朝日のあたる家)」ちあきなおみちあきなおみ(1947 - )

きく「浜辺の歌」(1916)

(あした:朝 ・ ゆうべ:夕方) 【童謡】 作詩:林 古渓(はやし こけい)・作曲:成田為三(なりた ためぞう) 急に「童謡」がやってきたと言えば、そうなのですが。 「野口雨情詩集(彌生書房 1976)」をパラパラとめくっておりまして、  でも、小さな字の詩集をがんばって読むより、  もう、歌を聴こう、ということにしたんです。 それで「シャボン玉」を聴いてたましたら、少し切なくなってきましたね。  ほかにないかと、夏の歌を探し、野口雨情作詞ではないのですが、 「浜辺の歌

きく「カスバの女」エト邦枝(1955)~「Rock El Casbah」Rachid Taha

昭和30年、大阪の映像。あまり見ることがないので、良い機会に。 「カスバの女」は、緑川アコさんや、藤圭子さんもカバーしてますが、 私は、やはりというか、ちあきなおみさんの歌が好きでして。 しかし、日本の「カスバの女」の歌は、あくまで日本の歌ですので。 アルジェの夜の女王(1950 - 1960年代)ファディラ・ジリアの、 コブシを聴きましょう ♪ 「Malhbibi Malou」Fadela Dziria 今のカスバの女は、うねるリズムの中、ドスをきかせます。 「R

きく「おとな」YeYe(RALLYE 2021)

#01 祈り Vocal, Classic Guitar, Chorus : YeYe #02 おとな Vocal, Chorus : YeYe Rap : BASI All Instrumental : TENDRE 『生きているだけで素晴らしいのに』 #04 No Longer Vocal, Classic Guitar, Chorus : YeYe Vocal, Electric Guitar : Moto Kawabe (mitsume) Contr

きく「a girl runs」YeYe(2016)

「本と音楽の店 つぐみ」さんのところで、 楽しそうなイベントをされてました。 お気に入りのレコードやCDを持ち寄り、お店で音楽を聴き、 ああでもないこうでもない、と音楽談義に盛り上がる。 いいですねー♬ つぐみさん、noteに動画をアップされており、 それで、はじめて聴いた YeYe(プロジェクト:1~n)の「a girl runs」!! もう疾走する女子が速すぎて「風」になってます。 (なんの話でしょう。) 自分の感性にささる「音楽」に出会えた瞬間が、至福の時ですね

みる「もっと知りたい 田中一村」大矢鞆音 著(東京美術 2010)

作曲家・田口和行さんの note には、興味深い人のお名前が出てくる。 と書き出したが、 田口和行さんの事にふれぬわけにはいきませんね。 芸術やクリエーターを生業とされるのは、しんどい生き方だと思います。 今あるべき自分を、今までの自分が、 意識的に乗り越え続けねばならないのですから。 ご自分の苦悩を含め、赤裸々に言葉を綴られている。 田口さんの音楽は、また改めたいと思います。 で、田口さんが以前より、生き方に心を寄せられているうちのお一人が、 日本画家・田中一村。 ビ