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【2023年度】豊島区1年目の振り返り-11月part1~マルシェイベント編~-

10月の振り返りはこちら。


11月はお祭りみたいな日々だった。ここではまず月初3日間のお祭りの様子を振り返る。

11月
3日間、池袋のストリートで大きなマルシェイベントがあった。ここ数カ月でまちで知り合った人たちが、ストリートにたくさんいた。見知った顔を見つけるとお互いが手を振り、会話をする。またねと別れて少し歩けば、また別の誰かに会える。心がホクホクする催しだった。

ただし、2日目が日替わりポップアップスペースの2周年イベントと被っていた。1日目はその事前準備に追われていたため、マルシェでは足早に欲しいものを欲しいだけ買い込む。まちの知り合いのお店に出向き、紅茶やオランジェットを買った。ずっと食べてみたかったクリチー明太(クリームチーズ明太子)おにぎりを買った。

夜はNPOの近くでまちの拠点を運営する彼が実施していたスナックイベントに参加させてもらった。これがまたすごかった。まちの色んな人が代わる代わるママになり、カウンターの中に入る。今やまちの人気者になった彼と出会ったのもこの日が初めて。ママに扮していたため実年齢が分からず、一回りくらい上かなぁと思っていたのだけど、後日同い年であることを知った。

2日目は前述の通り、日替わりポップアップスペースの周年イベントを実施。まちの友達にたくさん協力してもらって、なんとか開催できたと思っている。運営メンバ3人じゃ、どうしようもなかった。力不足な面も多々あったけど、みんながフォローしてくれたおかげで無事に催しは終了した。
複業先の代表や先輩、ポップアップスペースのメンバー、ポップアップスペースの委託元企業の元担当者など、会えて嬉しい人がたくさん来てくれた。元担当者は新しいまちの拠点に異動するとき、私に「あなたは場の空気を作って、醸成させるのが上手なんだと思う」と言ってくれた人だ。本人はそんなこと言いましたっけ?と言っていたが、私はずっと大切にしていた言葉だった。彼と再び会えて、嬉しかった。ここを辞めてしまった元同僚の彼も一緒に近々ご飯行きましょうね、と即日程調整に入った。

夜遅くに撤収作業を終え、近くで飲んでいるというまちの友達と居酒屋で合流した。マーケットで真鍮ワークショップをやり切った2人と、この日わたしが周年イベントでいなかったためワンオペで運営を乗り切ったNPOの先輩がいた。各々が、各々の持ち場で、本当によく頑張った。みんなで労い、お互いを褒めたたえた。
記憶にないけれど、ここで3月にフルマラソンに出ることを決めたらしい。覚えてないけど。

3日目は疲れで体が動かず昼頃にようやく家を出た。まちの友達が管理人をしているコーヒースタンドで、まちの友達が買ってきてくれたお弁当を食べた。前日までマルシェでワークショップをやったり、お弁当を買うのに1~2時間並んだりして、2人とも疲れているはずなのに、余程わたしが疲れているように見えたのか、たくさん労いの言葉をくれた。買ってきてくれたお弁当を、これも食べな、あれも食べな、とたくさん分けてくれた。

そのあと、会社員時代の中途の同期に借りっぱなしだった本を返すために池袋駅に向かった。本とお礼(お詫び)のクッキーを渡し、1人でマルシェ最終日を楽しむ。9歳の息子とコーヒーを入れるママに会った。初日にスナックイベントをしていた彼が、甘くて温かいピーナッツスープをくれた。絶対に食べたかったパエリアを買おうと思った。現金がなくてぐるっと回って信号を渡りコンビニに向かったら、友達兼ビジネスパートナーの彼とたまたま会った。パエリアのお兄さんにブンブン手を振りながらお店に戻り、無事にパエリアをゲットした。そのまま友達兼ビジネスパートナーの彼と芝生のある公園でおしゃべりした。彼は彼でマルシェイベントに出店する側だったため、お互いこの3日間で満身創痍。体はボロボロだったが、偶然会えたことで心は回復した。

3日間、たくさんの人に与えてもらった。物も時間も場所も気持ちも、こんなに人から何かをもらい続けた3日間は初めてだった。何で返せるか分からなかったけど、とにかく少しずつ、与えてもらった分の何かを返そうと思った。

次回、11月part2(ストリートで毎週スナック出店編)に続く。たぶん。


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