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「らしさ」は1人じゃ分からない
先日、所属するNPOでマガジン記事を書いた。
(そもそも「マガジン」とはなんぞやと思いながら、)日々書き進めていたけれど、気づけば締め切り当日に。
まずい、まだ半分も書けてないぞ。
職場の事務所に籠ってPC画面と向き合い、なんとか締め切りの時間までに書き上げた。
隣にいた同僚に声をかけ、一度読んでもらうことに。誤字脱字がないか、団体が発信する文章としてまずい部分がないか、確認してもらった。
同僚から返ってきたのはこんな言葉。
なみちゃんの文章いいよね。思ったことがそのまま表に出てる。普通、カッコつけたり、盛ったりしちゃうのに。
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私は2023年3月〜7月まで、『月刊無職』という媒体でライターの活動をしていたのだけど、当時編集さんにも同じようなことを言われていたのを思い出した。
なみさんの文章は温度感があるよね。読者の方がそう言ってたよ。
温度感のある、背伸びしない文章。
これが、媒体が変わっても、私の文章に現れる特徴、つまり、私らしさなんだと気づいた。
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1人で書くだけじゃ、きっとなにが「らしさ」なのかなんて、私は分からなかったんだろうな。
同僚や、編集さんや、読者の方に
読んでもらえて、感想をもらえて、
ようやく私は私らしさを知れた。
書いたものを人に見てもらうのは、ちょっと怖いけど、
それでも、
「僕は僕らしく そして 君は君らしく」
書き続けてみようか。
書き続けた先に、
「変わらない 大切」
が見えてくるかもしれないから。
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