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パンを焼くようになって


半年前くらいからかな、ふと思い立ってパンを作ってみたのがはじまりで。

最初はグルテンとかバターを後で入れるとか、こね方とか発酵とか何も分からずに、クックパッドをみてなんとなく作るもんだから、あれよあれよと石みたいなパンが出来上がった。

上手にできなかったけど、強力粉をこね始めた時の、あのふわっと小麦の香りが立つ感じが好きで、何度も何度もリベンジした。

すると4回目くらいで、初めてふわふわのパンが焼けた。
その時は本当に嬉しくて。

そこからパン作り熱が加速。
今では休みのたびにパンを焼いて、家族や友達に届ける生活をしている。

おいしいって言ってもらえると嬉しくて。
どんどんどんどん作ってしまう。

パンを焼くようになって、パン屋さんの楽しみ方も変わった。

今までは、ちょっと高いかなあ、でもパン屋さんのパンっておいしいよねぇ、くらいの気持ちでパンを買っていたのだけど、パンを作ることがどういうことかを知ってからは、沢山の工程や時間や労力をかけて作ってくれた方に対して、むしろお金を払わせて下さい、という気持ちで買うようになった。

パンを買って、おいしい、と思うと同時に、どうやったら作れるだろうか?と考える時間もできた。

YouTubeを開けばパン作りのことばかり調べるようになった。

給料日が来るたびに、コツコツ道具を揃えていく楽しみができた。

パンを焼き始めて、私の幸福度がぐーーんと上がった。

パンを焼き上げた時の達成感、
焼きたてのパンを食べることができる幸せ、
自分が作ったものをおいしいって食べてくれる人がいる幸せ、
世の中のパン屋さんへの感謝の気持ち、

全部パンを焼き始めてから発見した感情だった。

久しぶりに新しい感情に出会って、生活がぐんと楽しくなった。

まだまだこれからもパン作りの修行を重ねて、いろんな人に美味しいパンを届けられたらいいなぁと思いながら、手作りベーグルを食べる朝。

幸せだなぁ。


パンへの愛情を少し語らせて頂きました🍞
ここまで読んで下さりありがとうございます。

パンっていいな、作ってみようかな、パン屋さん行こうかな、とあなたに少しでも思ってもらえたら私が喜びます。

今日も素敵な一日を🌱

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