見出し画像

癖強めな人を見ていて感じたこと

最近、職場に入ってきた人は
少し変わっている。
私の少し年上の男性。

昨日の職場の飲み会で
お酒が回ってきた頃
その人は、
女性の下の名前を、ちゃん呼びして
場を割と荒らしていた。

なんなら、女性の上司のことも
ちゃん呼びしたり、癖強めな
あだ名をつけて呼んだりしていた。

私も、名前で呼ばれてたけど、
耳に入れないようにしていた。

みんな大人だから、
その場では何も言わなかったけど
きっと思っていたことは
みんな同じなはずだ。

飲み会の種類によっては
場を盛り上げてくれる
楽しい人と捉えられることも
あるかもしれない。

けど、昨日は、歓送迎会という名で、
部長とか偉い人たちも参加する飲み会だから
ある程度の節度が、せめて一次会では
必要だったんじゃないかと思った。

案の定、今日、昨日参加していた
臨時さんに彼は怒られていた。

「今までも、あんな飲み方してきたの?
マナー研修とかやったでしょ?
ダメだよ、あれは。」

結構、きついなって、聞いてて思った。

今まで、怒ってくれる人がいなくて
ここまできたんだろうなと思った。

言われた本人は、もちろんのことだろうけど
聞いてる私も、なんだが
気持ちが沈んだ。

誰だって、怒られたくないはず。
歳を重なれば重ねるほど
恥ずかしさが増していく気がする。

学生時代の失敗は、
なんだかんだ許されたり
今は笑い話になったり、

あの時の経験があって、今があったりする。

だから、学生の時や、社会人なりたての時に
怒られた経験は私にとって財産である。

きっと、彼にはそう言う経験が
あまりなかったのかなって思った。

人とのコミュニケーションの取り方は
私も日々勉強中だけど、
正解はないのかもなって思うこともある。

人との距離の詰め方を間違えると、
ずっと、その、間違えた印象が
一人歩きして、
そういう人と捉えられがちだ。

彼もそう。

今日は、昨日参加した人たちが
みんなその話題でざわついていた。

きっと、彼も気づいていたと思う。
そこに、臨時さんからの喝。
心地悪かっただろうな。

飲み会の前日までは、楽しそうに
お酒が好きだという話を
色々な人にしていた。

今日は、仕事の質問以外は
誰とも話していなかった。

怒られるうちが花。とよく言うけど、
確かに、叱ってくれる人がいるって
ありがたいことだなと思う。

自分では気づかないことも
生きているとたくさんある。
自分が良かれと思っていたことも
相手にはマイナスなことだったり。

自分のことは自分には、なかなか見えないから
それを教えてくれる人がいるって
ありがたいことだなって思った。

ダメだとはっきり面と向かって言える
臨時さんの勇気に
私はすごいなって思った。

怒られて気分は良くないだろうけど、
彼も、怒ってくれる有り難さに
気づいていたらいいなって思った。

日々、色々勉強になることが多い。

今日のことで、
変なふうに捉えて
仕事来なくなったりしなきゃ良いなって
少し思ってしまった。

人との接し方が、なかなか癖強いけど
仕事には割と前向きで
助けられてる部分もある。

次の飲み会は、彼も気持ちよく
周りも楽しめる飲み会に
なってほしいなって、ふと思った。

世の中は、本当に色々な人がいるな〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?