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本のリサイクル→“知肉”の拡大再生産

 大学で、経済学を習った頃は、まだ、マルクス経済学が学問分野で幅をきかせており、その講義の中で、生産を継続する過程で、その余剰により、さらに生産を拡大する様を「拡大再生産」と習ったのを覚えています。
 ※マルクスの「資本論」は全く開いたこともありませんが…。あんな長いものを読み通した人はどれだけいるのでしょうか(^^;)。

 で、話は横展開しますが、今回、例により、本をネット上の古本屋さんであるブックオフ・インターネットに売却しました(まさに、「知識のリサイクル」です。)。

 今年になってから、自分の本としては、2月に次いで、この10月で2度目です。

・2/12付 102点 17,376円で売却
・10/4付 123点 27,947円で売却

 それぞれ、手持ちの段ボールに詰め、ネット上から予約すると、宅配業者が自宅まで取りに来てくれます。
 ※最初のときだけは、本人確認のため、運転免許証などの本人確認書類の登録を要しますが、2度目以降は、変更がなければ再登録は要しません。

 買い取り料金は、登録した銀行預金への振込みですが、何と取りに来た日の3日後というかなりなスピード感でした。

 どういう本が、高めの買い取り価格になるかというと、とにかく、第一に新しいこと、第二にきれいなこと、第三に売れている本であること、に尽きます。
 ※あと、売却価格は、「単行本>新書本>文庫本」になりますが、文庫本は再版本が多いので、やむを得ないかなと思います。

 私は、週に2~4冊程度は購入し、99%以上の確率で、読み切っていますので、売るのにためらいはありません。全量売却です。
 ※なお、「積ん読」はまずないです。

 書き込みもなく、折り目もなく、きれいに読んでいますから、まず良い値段が付きますが、といっても、購入価格の2割も行きませんがね(;_;)。

 とは言っても、万を超えるお金というのは、何だかちょっとうれしいものです。

 私は、そのお金を元に、都内の金券ショップに行き、次の金券を購入しました。

①図書カード1万円分:9,660円(△3.4%)

②ジェフグルメカード(外食チェーンなどで使用できる金券)8千円分:7,360円(△8.0%)

③松屋フーズ株主優待券4枚:2,960円

 ※これは牛めしで有名な松屋チェーンの店で、店の指定したメニューから1人前分の自由選択ができるものです。だいたい1枚あたり最大1,000~1,200円程度のメニューから選択できるようです。そのため、△約30~40%となる勘定です(☆彡)。

 ①・②・③合計で、19,980円と、本の売却代金から余裕を残して、買い取りを実行しました。

 で、本日、③の株主優待券を持参して、このところ、店舗を拡大し始めている「ステーキ松」(カジュアルなステーキ店)の近場の店に行きました。

 ステーキが、1,000円程度のお値段から食べられる店ですが、ご飯お代わり自由であったり、サラダバー・スープバーが付いてきたりと、お得感の高い店です。

 店に入り、「株主優待券を使いたいんだけど」と言うと、その専用のメニューを持参してくれました(1,000~1,200円のメニュー)。

 昨今の松屋グループの品質は、全体的に値段の割にはかなり上質と踏んでいますが、案の定、まずまずのステーキが出てきました。
 ※レアの焼き加減でした。

 こうして、ステーキは、サラダーバー・スープバーとともに、お腹に収まりました。

 本のリサイクルが、知識への再投資にとどまらず、身体(血肉)への再投資にも回る、そんな「拡大再生産」を実感いたしました。

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