収入-支出=貯蓄⇒投資⇒運用収入⇒収入
家計は「収入>支出」であることが、まずは基本であると思います。
「収入<支出」ですと、消費のために、貯蓄を取り崩したり、または、借金をすることになり、早晩、家計は破綻します。
「収入>支出」とするために、一番、簡単な方法は、サラリーマンならば、給与が振り込まれた瞬間に、天引き貯蓄をし、その残りで生活することです。
そうすれば、否が応でも、「収入-貯蓄=支出」とならざるを得なくなりますから、自然に貯蓄できる体質となります。
なお、当たり前のことですが、貯蓄には、できる限り手を付けないことです。
貯蓄の際に、収入(手取り収入)の何%程度貯蓄した良いのだろうという質問があるものです。
この貯蓄の最低割合は、10%です。この割合も守れないようですと、将来厳しい事態が待っていると思わざるを得ません。
望むらくは、25%と言いたいところです。
100年前に、日比谷公園や明治神宮の森を作るという偉大な業績を残した東京帝国大学農学部教授の本多静六博士は、その戦後残した著作『私の財産告白』で、「四分の一貯蓄」と説いており、博士は、学業実績もありながら、大変な資産家となられたので有名です。
多分、「四分の一貯蓄」をしていれば、少々の財政上の困難、例えば、病気、ケガ、失業、家族の介護などの状況に陥ったとしても、おそらく何とかなるのです。
「四分の一貯蓄」をすれば、四年で一年分の(手取り)収入に匹敵する貯蓄額になりますから、四年間、頑張れば、一年間は、しのいでいける貯蓄を得られるわけです。
一年間、しのげる財政力があれば、急な失業や、病気やケガ、家族の介護というような事態でも、一定期間、耐えられるでしょう。
そして、一年耐えられる貯蓄が貯まったら、次の展開に移行すべきでしょう。
つまり、「収入-支出=貯蓄」なんですが、その貯蓄の一部を「投資」に回し、その「投資」から、「運用収入」を得るという段階に移行すべきでしょう。
なぜならば、通常の「労働収入」から得られる収入の伸びよりも、投資による「運用収入」の伸びの方が、様々な知見から、高くなることがわかっているからです。
また、労働はどんなに頑張っても、一日24時間しかありませんが、運用収入は、無限の可能性があります。
「運用収入」を得るために、「投資」を行うわけですが、サラリーマンには、給与収入という月々決まった収入があります。
また、投資資産には、値動きというブレがあり、プロですら、その時点が本当の高値か、安値かもわかりません。
そのため、月々、決まった日に、決まった額を投資商品に投入するという「ドル・コスト平均法」という手法が、サラリーマンには打ってつけです。
時間分散に最適だからです。
この商品を、投資信託にすれば、銘柄分散もできますから、サラリーマンが、投資信託にドル・コスト平均法で、お金を投じ、その配当収入を受ける形で、「運用収入」を得ていくやり方は、最も取り組みやすい手法と言っていいでしょう。
その「運用収入」は「収入」に組み込まれ、さらに、「投資」⇒「運用収入」の資産上昇の流れに乗ってきます。
私は、その投資信託に、バランス型の投資信託と、上場不動産投資信託を選択し、少々の配当収入を得ています。これはサラリーマンなら誰でもできるんじゃないでしょうか。