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歩く習慣と甘い缶コーヒーを止めること

 半年くらい前から、甘い缶コーヒーを飲むのをピタッと止めました。

 それは、日頃読む健康本の中で、「それって、“糖質中毒”になっているのではないか」という指摘があったからです。

 とにかく、甘いものが止められないというのは、甘いものを飲むことで、血糖値が急激に上がり、その後、インスリンの急激な働きにより、血糖値が下がり(これを「血糖スパイク」と呼ぶようです。)、再び、甘いものが飲みたくなる、ということを繰り返しているとの指摘があったからです。

 これは、甘い缶コーヒーに限らず、やたらと多くの白いご飯を食べる人や、甘いスナック菓子などをたくさん食べる人などにも見られる現象のようです。

 この糖質中毒になると、確実に、動脈硬化などで身体をむしばむと言いますから、その記事を読んだ次の日から、ピタッと甘い缶コーヒーを飲むのを止めました。
 ※それまで、何回となく、甘い缶コーヒーを止めようとチャレンジしましたが、続きませんでしたから、長足の進歩です。

 甘い缶コーヒーを止めて、一週間から十日くらいは、禁断症状とでも言うのでしょうか、とにかく、甘いものが飲みたくてたまりませんでしたが、それを過ぎると、飲まなくても特に気にならなくなりました(糖質中毒!!)。

 私の場合、ただ、何となくダメと言われるより、理論的補強がある方が、意思の力も働きやすいようです。

 それで、体重は減ったかというと、微減程度ですが、体組成計で毎日測るところによると、体脂肪率は減少傾向にあるようです。

 あわせて、この1年以上、継続していることがあります。

 歩数計(万歩計)を携帯する習慣は、この20年ほど続いていますが、私は、記録を付けることをしてこなかったのですね。

 いろいろな調査結果によると、1日8,000歩以上歩くと、健康面で(特に、生活習慣病予防効果の上で)、明らかにいい効果があるとの指摘があります。

 ここで、ポイントなのは、1万歩以上ではないということです。

 万歩計というと、1万歩以上、歩かないといけないような気がしてきますが、1万歩と8,000歩とでは、健康面での効果に有意な違いはなかったようです。
 ※それで、客観的に歩数計と呼びます。

 で、私は、1年以上前から、手帳の日付欄のところに、赤字で、8,000歩台歩いたら、「⑧」と記し、10,000歩台歩いたら、「⑩」と記し、12,000歩台歩いたら、「⑫」と記し、これらの「○」は合格の印としました。

 反対に、7,000歩台だったら、「7」とだけ記し、不合格としました。
 ※外歩きせず、歩数計を付けなかった日は、「0」になり、当然、不合格になります。

 この合格点達成を週5回以上とすることを目安にして、歩くことの励みにしています。
 ※外歩きにより、太陽光を浴びることで、体内にビタミンDが生成され、これまた、健康にいいらしいのです。極度の紫外線嫌いも少し考えものらしいですよ。

 手帳に付ける、記録する、ということは、何でもそうですが、目標達成の動機付けにつながります。
 ※コカ・コーラ社が提供する「Coke ON」というスマホ・アプリでは、歩数目標を達成すると、ポイントがもらえて、ドリンクに換えられます。これがなかなか歩く動機付けに良くて、登録しています。ポイントがドリンク購入時もあわせて、結構貯まります。もちろん、無糖のドリンクを飲んでいます。

 そして、このような習慣が継続したこともあり、体重は微減し、体脂肪率も減少傾向であるほか、骨筋肉量も増加傾向にあります。

 歩く習慣と甘い缶コーヒーを止めること、簡単なことのようですが、なかなかですよ。

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