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Excelで作る

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設計検討はデータテーブルが便利

Excelでこのような表を作ってバネ設計をしている開発者も多いと思いますが、ほしいバネを見つけるのにコイル平均径や有効巻き数を変えながら、または計算値列を横にコピーして、複数の計算式を書いてシミュレーションしていませんか。 データテーブルを使えば、もっと効率的にできるようになりますよ。 例えば、図のように列方向にコイル平均径、行方向に有効巻き数の表を作り、交差したセルに作用長(セル J20)とバネ定数(セル J15)のセルを「=J20 & "-" & J15」のように

データの取得と変換(PowerQuery)

Excelでカレンダーを作る(1)はこちら Excelでカレンダーを作る(2)はこちら Excelでカレンダーを作る(3)はこちら 「Excelでカレンダーを作る」の番外編です。 Webから取得したデータがそのまま利用できない場合、データ加工やデータ結合が必要になります。「Excelでカレンダーを作る」では、その手順を書いていないので、番外編として紹介します。 そして考察は PowerQueryの本質について少し触れてみました。 Step1「祝日のデータをWebから取得

Excelでカレンダーを作る(3)

Excelでカレンダーを作る(1)はこちら Excelでカレンダーを作る(2)はこちら データの取得と変換(PowerQuery)はこちら いよいよ終盤です。ここからは祝日の設定を行っていきます。 Step6「Webから祝日カレンダーを取り込む」 データの取得と変換「Webから」を選択。URLに 内閣府ホームページ「国民の祝日について」のURLを貼り付けて、OKを押します。  URL : https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/

Excelでカレンダーを作る(2)

Excelでカレンダーを作る(1)はこちら Excelでカレンダーを作る(3)はこちら データの取得と変換(PowerQuery)はこちら ※なお、Excelの基本操作については細かく説明していません。基本操作が分からない場合は「できる Excel 2019」等の書籍で学習することをオススメします。 Step3「前月20日以前と21日以降を非表示にする」 セル B4:H4(起算日以前) 条件付き書式「数式を使用して・・・」で、条件「=DAY(B4)<21」表示形式「;;

Excelでカレンダーを作る(1)

Excelでカレンダーを作る(2)はこちら Excelでカレンダーを作る(3)はこちら データの取得と変換(PowerQuery)はこちら 企業によっては決算処理の関係で20日締めを月度単位とするカレンダーのところもあるので、21日から始まるカレンダーをExcel関数、表示形式、条件付き書式で作ってみました。 Step1「起算日の週の日曜日を求める」 この図は、表示形式を削除し数式を表示したものです。セル B4 以外はとてもシンプルなことが分かると思いますので、ポイント