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折れない心とは?

音声で聞きたい方はコチラ。

「もっとメンタル強くなりたい!」
と思っている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

では「メンタルが強い」ってどういうことなんでしょう?

「強くなりたい!」
という方は、恐らく、鉄のように固く、色んな衝撃を受け付けないものをイメージしてるのではないでしょうか?

まるで武士の刀のように、熱しては叩き、強く硬く鍛え上げていく…
だから「メンタルが弱いっていうことは、鍛え方が足りないんだ!」と思っていませんか?

恐らく武士たちは本当にそういう強靭な心を目指してたんだと思います。

その名残りでしょうか…
日本では、心の問題を抱えると「心が弱い」だとか「甘え」だとか言われてしまうことが、今でもまだまだありますよね。

そこに一言もの申したい!というのが、私が武士道心理学を作った理由の一つだったりします。

鉄のようにどれだけ強く鍛え上げても、より強い力に向き合えば、絶対に折られてしまいます。
日本刀も横からの力には弱く、素手で折ってしまう武士もいたなんて話もあったりします。
ところが、もし竹のようにしなやかであったなら、捻じ曲げられささくれだったりはしますが、完全に折れてしまうことは中々ありません。

そうなんです。
折れない心とは柔軟な心のことです。
どんなものにも立ち向かえる強さより、どんなものも受け入れられる柔軟さ。
時にはかわしてすり抜ける柔軟さ。
折れないというのはそういうことだと思います。

では、どうすれば柔軟な心を身に付けられるのか?
と言えば…

方法は色々ですが、最も大事だと思うのは、色んな視点を持つことだと思います。

柔軟さとは視野の広さでもあります。
視野を広げるのは視点の豊富さです。

では、どうやったら色んな視点を持てるの?
と言われれば、最も簡単な方法は、自分以外の人の考えに触れることです。
意見や感想を求めるなどでもいいと思います。
人の意見こそ、自分にはない視点から見た世界だったりするからです。

さて、今日は折れない心についてのお話でしたが、いかがでしたか?
強くなろうと頑張るよりも、弱さをしっかりと受けいれる。
そして、その弱さとうまく付き合っていく方法を考えることのほうが、実は折れない心を手に入れるための一番の近道だと思います。

それでは今日はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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