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わたしの過去③

わたしは外が晴れていても、曇っていても
気分はいつも暗めだった。
だって、

朝起きて、夜寝るまで家にいることが苦痛だったから。

学校に行っている間は友だちと遊んで楽しかったけど、
どことなく、周りの顔色を伺いながら生活していた。

授業中のわからないが日に日に増して行き、
誰にも聞けず、
そのままになっていた。

なぜ聞けないって⁇

聞くことが恥ずかしい、
聞いたらバカにされそう。

だから聞けなかった。

その結果が、
テストは平均50点。

順位は常にしたから数番目。

記憶することが苦手だったので、
漢字、日本地図全部正解するまで終わらないとゆう地獄のテストは、
誰よりも再テストした。


そんなわたし。

そりゃあ分からないをそのままにしたら
覚えれないよ、自業自得じゃん😅


って思われても仕方がない。


でも、勉強はしていた。

だって家にいたら勉強以外できなかったから。

テレビは禁止。
見たいなら母の許可が降りて、
1時間だけ。

それ以外は宿題と
母に決められた教材をする。

それだけやってたら勉強できるんじゃない?
って思われそうだけど、

違うんです。

だって母は教えてくれないから。

問題を解いて丸つけに持っていく、
間違っていたら「違う!やり直し!」

と突き返され、

わからないから、
一人で悩んで、
違う答えを書いて持っていく、
そしてまた
「違う!お前はバカか!」

と怒鳴られる。

その繰り返し。

姉が一緒に勉強している時は、
教えてもらえる。

ただし、
同じ空間に母がいたら聞けない。

だって怒られるから。

そんな苦痛の中での勉強。
レベルが上がるわけなく、
ずっと低値のまま。

でも、
母は自分のやり方が間違っている。
とは気付くことはなかった。

だから「なんでこんなにやっているのに伸びないの⁇」

と疑問だけが残り、
家庭教師を雇ってみたり、
個別の塾に通わせたり、
教材を変えてみたり、
母なりに色々試していた。


それでも結果は変わらず…

母は苛立ち。

手を挙げるようになった。




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