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いつかその言葉の続きを聞かせて

A.B.C-Zの「火花アディクション」のMVが解禁された!!


(サムネ選手権があったら優勝するよね、これ)


コンサートで見た時にはとつドンの衝撃に全記憶が吹っ飛び、残ったのは塚ちゃんがとてつもなくジレが似合っていたということだけで。コンサートの帰り道、相方ちゃんとずーっとジレの話してた(笑)
やっとゆっくりじっくり見ることができた。 振付けの天才っぷりに五関くんにひたすら惚れ直した。五関くんの振付けで踊るA.B.C-Zって本当に本当にカッコいい…。
見せつけてくれてありがとう!!!
解禁されてから何度もMVを見ていて、実は振付けと同じくらい歌詞に惹かれてる。


その心の奥に触れてみたくて
この心の奥に触れてほしくて


このフレーズがとても気になった。
“心に触れる”というのもいろんな解釈があるように思うんだけど、今回は奥と言っているから間違いなくもっと深い。
この言葉が相手とどうなりたいのか、相手にどうしてほしいことを示しているのかなんだか物凄く考えさせられた。
誰かを好きになった時に、心の奥に触れたいと思う時ってどんな時?
そもそも思ったことあるかな…?
こんな風に思うのだから、相手がすごく特別であることは分かる。こんな感情誰彼構わず抱くものじゃない。
心の奥に触れたい、触れてほしい。
この欲望はたぶん満たされそうにないよな。
なんて考えていたら、その後に恋の渇きというフレーズが出てくるからまた凄い。
恋って心を潤してくれる気がするけど、欲望を持つとむしろ渇くのかも。
これが愛ではなくて恋だから渇いてしまうのかな。
その心の奥に触れてみたくて
この心の奥に触れてほしくて
結局は恋特有の下心なのだろうか…。
でも触れることができたら、それは愛に変わるのかな。
なんだかもう無限ループ。
誰か一緒に考えてくれませんか(笑)


このフレーズを聞いて、やっぱり日本語って面白いなって思った。
誰かを想う気持ちをこんなにもいろんな表現で表すことができるのって日本語だけなんじゃないかな。
直接的、間接的どちらの表現も許される。それによって物理的好色の濃淡を調整できる感じがとても好き。
「お慕い申し上げております」と言えばプラトニックな気持ちが伝わるし、「あなたが欲しい」と言えば心も体もというような印象を受ける。
空気を読むというのは難しいことだけど、私は言葉の行間やその続きを相手に委ねる日本語の表現が好きだ。
ちゃんと伝えたい時は頑張って努力する。
でもハッキリと言わないのは伝わりきらなくてもいいと思っているから。
そしてもし自分の意のままに相手が理解してくれたらそれはとても嬉しい。ちょっとしたギャンブル性もあるのかも(笑)


早く「火花アディクション」の歌詞を全部読んでみたい。
私も誰かの好奇心を刺激できるような表現ができるようになりたいな。