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鍵は君だけに預けたから


【But FanKey】
この言葉に込められた想いを、私はどれだけ理解できていたのだろう…。


2021年10月20日(水) 晴れ
【But FanKey tour】オーラス公演へ。
前日までグズグズしていたお天気は飛んで行って、気持ちのいい青空だった。
ツアーの完走を一緒に祝ってくれているようなお天気。
新橋の駅で相方ちゃんと合流し、とても久しぶりにゆりかもめに乗った。
車窓を流れる景色は太陽の光に照らされてキラキラとしていて、コンサートへの気持ちを高めてくれた。

えび担の夢の国、東京ジョイポリスの最寄り駅お台場海浜公園を過ぎてさらに先へゆりかもめは進んで行く。
目的地の有明駅は初めて降り立つ駅。
商業施設の中に会場の東京ガーデンシアターはあった。


今回のツアーで相方ちゃんと参加するのは初めて。
ワクワクの中に実は少しの不安が入り混じっていた…。
そんな私の不安を吹き飛ばすように、自名義で入った昼公演は今までのコンサートの中で一番の良席だった。
私の念と塚ちゃんのパワーと、五関くんの援護射撃だと勝手に思っている。
塚ちゃん、五関くんご協力ありがとう。
今回のツアーのカッコ良すぎる塚五のダンス。滴る汗も見える距離で相方ちゃんと一緒にそのダンスを見ることができて本当に嬉しかった。
終演後の相方ちゃんの幸せそうな顔が忘れられない。
夜はバルコニーの後ろの方のお席だったけど、久しぶりに見たペンライトの海がすごく綺麗でこの景色を見られて良かったと思った。その海に漂いながら、じんわりと温かい気持ちが身体中に広がっていく感覚が幸せでたまらなかった。


夜公演の時、スポーツ紙の取材でツアータイトルのことを話したという件から、とっつーから改めてツアータイトルの意味が語られた。
パンフレットでは読んでいたから初めて知ることではなかったけど、音声で聞くと“But FanKey”という言葉に込められた想いは私が思っていたよりも遥かに尊かった。
「君たちはカッコいいんだ。分かってる?」
とっつーがかけてくれた言葉がずっと頭の中でリフレインした。
とっつーがこういう類の話をすると涙腺が3割増しくらいで緩む。気持ちがドンっと伝わってきて泣かずにいられない。
こんな素敵なとっつーの言葉の後に、今回のツアータイトルから来年は「ごせKeyツアーってタイトルにしようよ!みんな俺のこと崇めるんだよ!・笑」と戯ける五関くんが大好きな五関くんで。
こういうグループの雰囲気が大好きだなぁと泣きながら笑った。
そしてこの話を聞きながらふと思った。
私の心の中にはえびにしか開けられない扉がある。いつの間にか出来上がっていた。
コンサートや舞台の度に5人は扉の鍵を開け、その中を私が日常をしっかりと走れる燃料で満タンにしてくれる。
とても質の良い燃料。この燃料を得てから、私は強くなった。
A.B.C-Zとお互いに大切な鍵を交換し合っているんだ…。
そんなことを考えた後に『チカラノアリカ』『灯』『サポーターズ』を聴いた。どれもファンに対する想いが込められた曲。オーラスは特にこの曲たちから届くパワーが凄かった。
いつだってファンへの想いを真っ直ぐに届け続けてくれてありがとう。
私は大切な鍵をA.B.C-Zにしか預けたくない。ずっとそう思わせてほしいです。



コロナはいろんなものを奪っていった。でも、得られたものもある。
コンサートや舞台など大好きな5人に会える機会があること、そこに足を運べること。そして思い出が積み重なっていくこと。
時間は無限ではなくて、いつ自分の人生の幕が下りてしまうか分からない…。
とても大切なことを改めて本当に思い知らされた。コロナがなければきっとこんなにも痛みを感じることはなかっただろう。良かったと思っている。
だからこそ、大好きな5人と過ごすことができる時間をもっともっと大切にしたい。そう思って臨んだ今回のツアーだった。
約2年ぶりのツアー。
大好きなお友達とまさかの初めての遠征から始まって、お姉ちゃんとも初めての遠征。新しく大切なお友達もできた。
そして大好きな相方ちゃんとオーラスを見届けることができた。
どの公演でもいろんなことを考えたけど、総じて言えるのは私の日々はA.B.C-Zと大好きなお友達によって彩られているということ。
A.B.C-Zが居てくれて良かったと観る度に思って、大好きとありがとうとこれからもよろしくねという気持ちが膨らんでいくツアーだった。
来年のデビュー10周年に向けて個人的な夢が増えている。
煌めく想いだけを詰めた箱を心の中に置いておける幸せを、いつだって忘れたくはない。


A.B.C-Zそしてツアーを支えてくれたスタッフの皆様。
【But FanKey tour】全公演完走おめでとうございます。本当にお疲れ様でした!!!
はっしーがコロナに感染してしまった最大のピンチをみんなで乗り越え、最後まで走り抜ける姿を見ることができてとても幸せでした。最高のツアーでした。
“But FanKey”という愛言葉、これからもずっと大切にします。
来年のデビュー10周年を盛大にお祝いできることを心から楽しみにしています。