傘をくれた君と

2022年大晦日。
年々一年があっという間に過ぎていくようになりましたが、今年は特に速かった印象。
いろんなことがあって、あれも今年のことかと記憶が曖昧になるくらいです(笑)

今年を漢字一字で表すとしたら、【選】かな。

2022年は自分のために選択することを考える一年でした。
ここから先はとてつもなく個人的な内容なので、興味がある方だけどうぞ。

コロナ禍になってから今年が一番コロナに翻弄されました。
2月に先輩が罹患してしまい、そこから約三週間一人で二人分の仕事をしていました。
どうしようもない状況だし、やるしかなかった。真面目で責任感が強いことだけが自分の取り柄だと思っているので、一人でもしっかり仕事を片付けていかなきゃと私なりに必死でした。かなり無理をして、それでもなんとかやれていて、自分ではそれが少し誇らしくもありました。
でもそんな中、上司からさらに無理難題な仕事を持ちかけられ、そこで一瞬で気持ちの糸が切れてしまいました。それが2月の終わり。
かなり無理をしているのにそのことを当たり前のようにされていて、なんでこんなに頑張ってるのか、それで何か得られるものがあるのか、分からなくなりました。
死にたいと、生きていたくないというのは私は別の感情だと思っているのですが、この時は後者の感情に陥りました。頑張っても認めてもらえない自分には価値がないと思ったし、存在していることすら苦しかった。でも全てを終わらせる勇気はない。会社に行けば私に仕事を振ろうとした上司が怖くて、胃が痛くてたまらない時期でした。そんな時に会社のお姉さまから病院へ行くことをアドバイスされ、初めて診察を受けたのが3月の終わり。
病名がつき、先生からは一定期間の休職を提案されました。
まさかの結果でした。
仕事が理由で調子を崩しましたが、私は休職することがとにかく怖かったんです。誰かの妻でも、可愛い子供のママでもない私は、自分から“働く”ということを取ったら何もなくなってしまって、自分を許せなくなると思いました。だから休職は避けたかった。たぶんここを理解してもらうのは難しいと思うのですが、これは私が自分のために選びたい答えでした。先生には渋い顔をされてしまいましたが(苦笑)お願いをして、服薬をしながら仕事を続ける了承をもらいました。そして職場の勤怠関係を担当しているお姉さまに相談をしました。この方が以前医療関係のお仕事をされていたので、心の不調にすごく理解がある方で親身になって話を聞いてくれました。体調次第では時短や出勤日を減らすこともできるから、すぐに休職をしなくても大丈夫と言ってくれて、私の選択を尊重してくれました。この方の存在が本当に大きかった。
通院を始めてからすぐに怖かった上司が異動になり、薬も効き始めて幸いなことに仕事納めまで働くことができました。
休職が一番いい決断だったとは思うのですが、私は自分のために選んだ答えに間違いはなかったと思っています。
この出来事から自分の生き方に納得できる選択をしたいという気持ちが強くなりました。
一緒に居たい人、やりたいことなどを今の自分の気持ちで選ぶ、または選び直す。
そういう作業を前向きにできた一年だったかなと思います。
私はずっと自分が嫌いで、今も好きではないけれど、どんなに嘆いても自分以外の人生を生きることはできません。それならどうしたら楽しく生きていけるか。それを自分の気持ちに素直になって決めていきたいと思いました。
今年は大厄だったので、体調にきてしまったかと思いましたが、年末にこんな風に穏やかに一年を振り返ることができているのですからほぼ無事と同じですね(笑)
楽しいこともたくさんありましたし！
これまで仲良くしてくれていたお友達とはさらに絆が深まり、これから続いていくといいなと思える新しい出会いもありました。
特に赤楚くんに出会えたことは言うまでもなく今年最大の幸せでした。
私は初めて“推し”ができた感じがしています。
その人が心身共に健やかに生きていてくれるだけでいい。
ただ、好きでいさせてもらえるだけで元気になれたり、頑張ろうと思える存在。
本当に尊いなと思います。
この感情をもたらしてくれる赤楚くんにとても支えられています。
えびはそういう感情とはまた違うんです。色々思うことがあったけど、やっぱり離れられないのかな(笑)
なんやかんや言いつつ、やっぱり私はA.B.C-Zというアイドルが好き。それを再確認できました。

なんだかまとまりがない内容になってしまいました…。
2022年苦しいことが多かったけど、心に雨が降る度に傘をくれる誰かが必ずいました。改めて一人で生きていくなんて無理だなと思いました。
いろんな人に支えられて無事に大晦日を迎えられています。
傘をくれた人たちには感謝してもしきれません。
来年はその人たちに少しでも恩返しできるようにしたいです。

最後まで読んでくれた方ありがとうございます。
良いお年お迎え下さい。
来年はもっと更新したいなと考えているので、また読みに来て頂けたら嬉しいです！