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VPoEはじめました

この記事は「ポート株式会社 サービス開発部 Advent Calendar 2023」の12/01 担当となります。

はじめに

こんにちは。「なーねこ」というアカウントで活動しております。
2023年の後半は、ポート株式会社にて部門長 兼 VPoE(Vice President of Engineer)というエンジニア組織のマネジメントに責任を持つ役割を担当しております。
ポートでは、就活・転職などすべての人に役立つ、キャリア情報プラットフォームである「キャリアパーク」や、就活生のための企業口コミサイト「就活会議」など、複数のプロダクトの開発、運営を行っております。

この記事について

  • 入社して半年が経ちました

  • この記事は、まだまだ交流したりない社内の方々、そして、社外の方々、両方へ向けて記載しております

キャリアを振り返る

*上記は、キャリアの一部となります

経験してきた事

  • 当時、20歳ころ、ホームページ制作をしている会社で働いていた際は、HTMLコーディングやWEBプログラミングもそこそこ出来て、給料も貰えており、今後の人生これ以上学ぶことが存在するのか? ずっと変わらず生きていくのだろうかという疑問を抱いた事がありました。

結果、そこから怒涛の失敗と学習を繰り返す事になるわけですが、
現在の部門長やVPoEという役割も、まだまだ学ぶことは多く、
キャリアにおいて新しいことを学び続けなければ、衰退してしまうのだなという実感を持っています。

上場企業から、スタートアップまで、いくつかの開発組織、職種としてはエンジニアだけではなく、事業の数値管理をしているチームの業務改善、エンジニア採用、人事評価制度設計、情報システムなどなど、複数の役割を経験してまいりました。

学んできた事

様々な経験をしてきましたが、共通して言える事は

  • 適切な課題設定ができているか

  • 課題への打ち手が正しい事を短いサイクルで検証できているか

このあたりの考え方が共通して大事だという事が分かってきました。
エンジニアリングも人事スキルや経理スキルも、抽象度高くみると、それは企業活動において社会へ価値提供していく際の、各担当ごとの手段なのだととらえています。

直近のキャリアにおいて、自分の上司として厳しく指導頂いた方々がいるのですが、どちらも「課題」に対する「抽象度」「解像度」「打ち手の設定」「解決実行力」などを重視していたように思えます。

幅広く学んできたスキルと、上記のマインドセットを持ち、新しくVPoEというポジションへチャレンジしている形となります。

また、自分の経験としてとても大切な事を加えるとすれば

  • どんな考えの人たちと働くかが大切

  • 会社以外でも話し合える仲間をつくる

  • 会社以外での業界貢献へ取り組む

このあたりは、直近4年間つづけてきている「情シスSlack」という情報システム・コーポレートエンジニアの方々のコミュニティ運営や、それに関する各種イベント実施で非常に大切だと感じています。
以下は、2年目くらいの記事になりますが、いまでは参加者が1万人を超え、情シスSlackから派生していくコミュニティやイベントも様々です。
こういった外部での活動と出会いが、自身のキャリアや会社での成果に非常に繋がっていると感じます。


部門長・VPoEを担う上で考えている事

マネージャーはゼネラリストなのか?

キャリアの話をしていると、プロフェッショナルなキャリアが向いてないと感じたため「ゼネラリスト」を目指している。
そういうお話をされる方がいらっしゃいますし、自分もそのように考えていました。

しかし、マネージャーの見ている範囲や役割というのはとても広く、また、ゼネラリストは各分野を繋ぐ一定のスキル、プロフェッショナルの人とも話し合えるスキルが必要だとも捉えており、なんだかしっくりきていませんでした。

そんな中、つい先日、このようなポストに出会い、自分のモヤっとしていた事が、とても腹落ちしました。

図解「いいキャリア」の育て方】などの著者、青田さんのポストが、めちゃくちゃしっくりきたのです。

スペシャリストを活かすスペシャリスト

ゼネラリストは、プロフェッショナルを諦めてなるものではなく、マネジメントの役割においては、スペシャリストの方々の能力をかけ合わせる、またはキャリアを伸ばす、組織の成果を最大化させていく「スペシャリスト」なんだと考えた事で、非常にスッキリしました。

言語化の力

ここで普段考えている事に繋がるのですが、
上記で述べている「課題設定 x 課題解決」についての考え方を実行にうつしていく際、非常に大切になるのが「言語化能力」だととらえています。

【「自分が何を考えているかは、自分が話す声を聞くまで分からない」】

こんな話をどこかで目にしてずっと覚えていたのですが、引用元を探せませんでした。もしご存知の方がいたら教えて頂きたいです。

言語化して「話してみる」や「書いてみる」を実行し、客観的にとらえなくては、自分が本当に何を考えているのかは理解できず、思考している状態で「◯◯のようにすれば大丈夫」というのは間違いだと考えています。

業務における「目標設定」もこの1つだととらえています。
「目標設定」は、設定したのちに更新や振り返りをおろそかにしたり、そもそもの設定自体が曖昧だったりする事はないでしょうか。

言語化する力をトレーニングしていく事で、目標設定の質もあがり、日々のコミュニケーションにおける質の向上、また、自身の振り返り内容の向上が期待できると考えています。
逆にとらえると、
一定以上のキャリアアップや成長をするためには
「言語化能力のアップデート」

が必要なんだと実感しております。

VPoE 1年生から次のステップへ

課題設定能力や、言語化能力がどの仕事をする上でも非常に大切という事が、今までの上司の教えや経験から分かってきました。

自分がVPoEの役割を果たし、次のステップへ進むために、この考えを大切にし、そして情シスSlackの運営経験から学び得た仲間探しを進めていこうと考えています。

ポート株式会社の各プロダクトを支えているサービス開発部は、現時点で約80名程の組織となっており、エンジニア、ディレクター、デザイナーの各専門職と、その採用チームが所属しています。

自分が学んできた事は、ここに記載した事はごく一部であり、また、自分が情シス部門へ取り組んでいる間に、世の中のエンジニアリングにおける考え方は、さらにパワーアップしておりましたため、それらのキャッチアップも含め、今後もアウトプットを続けて行きたいと考えています。

最後に

ポート株式会社のサービス開発部では、現在以下のポジションを募集しております。
・エンジニアリングマネージャー、またはその候補
・テックリード、またはその候補
・組織開発 兼 採用チームのマネージャー候補
・インフラ/SREチームのリーダー候補
・プロダクトデザインチームのマネージャー候補

皆さんのキャリアアップや成長の糧となる課題への取り組み、また、将来のキャリアを見据えた協力を、自分は全力でサポートしていこうと考えております。
まだまだ自分も未熟ゆえ、一緒に組織とプロダクトを成長させて頂ける方を募集しております。
まずは面識を持つために、気軽にカジュアル面談させて頂けたら幸いです。
以下の問い合わせ方法をご利用ください


余談

ヘッダー画像は、最近寒くなってきたため、Macbook Pro mid 2015 (Intel CPU) の上で暖をとっている「なーねこ本体」です。
インテルさんといえば、今年はインテルさんとPIVOTさんの動画へ出演させて頂くご縁がありました。良かったらこちらもご覧頂けると幸いです。

それでは、今年もの残り1ヶ月。
皆さん、後悔のないよう、健康に過ごしていただければと思います!!!




いただいた「サポート」は、情シスSlackの運営や、その他派生した各種イベントの準備等に使わせて頂きます!! (๑˃̵ᴗ˂̵)و