「可愛い」を嫌う

「可愛い」が嫌いだ。
「可愛い」ものは好き。
ぬいぐるみとか。癒しだよね。
(「可愛い」服とかピンクとかは苦手。今回書くのと理由は別だけど。)

「可愛い」が、自分に向けられるのが嫌いだ。

なぜかって?

チビだから。

背の順で並べば大体前から4番目以内に入るくらいには小柄だから。

何をするにも動きがコミカルに見えるらしい。高い所のもの取れなかったり。それを見て周りは「可愛い」と笑いながら言うのだ。こちらからしたらバカにされているとしか思えない。

だから、目指しているのは「かっこいい」なのだ。夢は口に出せば叶うと言うので、

「私はかっこよくなりたい」

と、口に出せば、

「そういう事言っているのが可愛い」

と、また笑われる。

全員が全員、悪気やからかいの意味は無いのだろうけど、昔からのトラウマ的なものは未だ消えない。

少しずつ慣れてきてはいる。
接する人のおかげでね。

悪意ある言い方する人多かったから。
昔は。ね。

と、ふと思った7月の夜。
今月1つ、歳をとる。

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