いきなり先生になったボクが彼女に恋をした

予告編がすべてみたいな映画っていうのはB級アクション映画とかでありがちなのだが、ラノベ風タイトルを装いつつ内容の要約ってどうなの、と思いつつ、スーパージュニアの兄さんことイェソンさんが主演という理由だけで滅多にみないラブコメを見てきました劇場で!

普段ラブコメみないので、予告の時間帯に結婚式場のコマーシャルが2つも入ってることにおののく。でも主に女同士でアイドル主演のラブコメみにきてるクラスタに必要なのは、結婚式場のCMじゃなくて婚活アプリとかのCMじゃないだろうか。なんかダーゲッティング間違ってる気がする。

映画はこれでもか!というほど分かりやすく王道のラブコメのアイドル映画だった。巻き戻しの多用により物語から迷子になることもない。兄さんの日本語があやしいとこは、芸達者な脇役さんたちがカバー。説明的なセリフもご都合主義も、王道と思えば怖くない。ていうかむしろ清々しい。

吹越満さんが好きなので、同じフレームに兄さんが収まってるのは嬉しかったです。韓国からやってくるイケメン社長役がシウォンさんじゃなかったことだけが残念ですが(彼ピッタリの役だったのにな…でも兵役中だからね…)、想像以上に丁寧に作られていて嬉しかったです。

こういうちょっと冴えない感じの、人の良さそうなぼんぼんの役が兄さんでよかったなーと。これものすごいイケメンアイドルがやったら、「こんなイケメンに個人レッスン申し込むとか、絶対下心あるでしょ…!」って感じちゃって、ぜんぜん別の話になっちゃいそうだし。

あれだけ間をもたせて帰ってきた元彼が、佐々木希ちゃんのセリフのみの解説によりほぼ瞬殺で退場させられてたのには笑いましたが、そこ掘り下げてジメジメさせるより、駆け抜ける感じで一気にラストにもってったのは正解だったかなーと思いました。アイドル映画だもんな。

唯一モヤっとしたのは「仮に最初のミーティングが昼前だったとしても、那覇市内観光した挙句に美ら海水族館いってビーチ歩いて帰って夕方から商談ってそれきつくない…?」という点のみでした。那覇と美ら海水族館って、車で往復5時間はかかるんじゃないかと思うんだけど…ま、ご愛嬌か。

#SUPERJUNIOR #映画 #アイドル

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