オンラインビジネススクール【実体験】
みなさん、こんにちは。
日本の終身雇用制度が、実質的に終わりを告げられた今、会社員が一生安泰ではなくなりました。
また、急激な円安により物価高も加速、みんなの家計を圧迫しているのは言うまでもありません。
将来の希望が見えない・・・なんて嘆いてる暇はありません。
資本主義社会を生き抜くために個人で稼ぐスキルを身に着けていかなければなりません。
今日は、起業するにしても、投資するにしても押さえておきたいBS(貸借対照表)、別名:バランスシートを、小学生でも分かるよう解説していきます。
こんな人におすすめです。
起業したい方
投資を始めたい方
スキルアップしたい方
はじめに
企業は、税務署、株主、取引先、金融機関などに収支や資産状況の報告をするために、決算報告書を作成し、開示する義務があるため、決算にあたっては、貸借対照表をはじめとした財務諸表を作成する必要があり、その中でも特に重要性の高い書類を「財務三表」と呼びます。
財務三表とは、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つです。このうち、貸借対照表と損益計算書は、企業が決算時に作成しなければいけない書類で、キャッシュフロー計算書は上場企業にのみ作成が義務づけられています。
1、BS(貸借対照表)とは
貸借対照表はご存知の通りバランスシート(B/S)とも呼ばれ、企業の一定時点の財政状態を「資産」「負債」「純資産」の3つの視点から見ることができるものです。
つまり、決算時(一定時点)、会社はどんな財産(資産)を持っていて、その財産の元になるお金(負債・純資産)はどうやって集めてきたかがわかるようになっています。
実はBSには会社の戦略や経営方針がよく表れているんです。
貸借対照表が表しているものは簡単に言えば「資金調達手段」と「事業投資の結果」です。
では、上記の図を細かく解説していきます。
会社が事業活動を行う上で最も必要なことの一つがお金ですよね。
つまり、ビジネスに必要なお金を集めること(資金調達)が必要です。
会社はこのような資金を銀行や株主から集めます。
その集めた資金を事業に必要な資産に投資し、そこからリターンを得ます。そのリターンを資金を出してくれた銀行や株主に利息や配当といったカタチで支払います。
このように会社の中を常にお金が循環し続けているわけです!
したがって、どのようにお金を集めるかが示されているのが貸借対照表の右側です。
そして集めたお金をどのように投資しているのかを表しているのが貸借対照表の左側です。
どのようにお金を集めてきて、何に投資しているかを示しているのが貸借対照表、とても分かりやすいですね。
貸借対照表の右側(貸方)と左側(借方)は当然一致、バランスが取れてるわけです。
だから「バランスシート」と言われてるんですね!
2、資産
資産とは、会社が集めたお金を何に投資しているか、どのような状態で持っているのかを表すものです。
これらの資産は1年以内に現金化することが出来る「流動資産」と長期にわたり会社が保有することになる「固定資産」とに分けられています。
2-① 流動資産と固定資産
流動資産は現金預金・受取手形・売掛金・有価証券・商品(棚卸資産)などで、固定資産は、土地・建物・機械などのがあり、長期保有目的の有価証券(子会社株式等)も固定資産になります。
3、負債
負債とは、会社が事業投資をする上での資金調達手段のひとつであり、返済しなければならないお金を表しています。
負債も資産と同じように、1年以内に返済しなければいけない「流動負債」と1年を超えた長期にわたり返済して行く「固定負債」とに分けられています。
BSの負債についても、原則として返済、支払期日の早い順番に並んでいますので、上の段に「流動負債」、下の段に「固定負債」が表示されています。
3-① 流動負債と固定負債
流動負債は、支払手形・買掛金・未払金・短期借入金などで、固定負債は、長期借入金・社債などになります。
借入金が他人資本であったのに対し、純資産は自己資本と言われる会社の正味財産です。
4、純資産とは
この純資産は株主が出資してくれたお金である「資本金」と会社が稼いだ利益を積み上げた利益である「利益剰余金」に大きく区分されます。
純資産がマイナスであれば債務超過と呼ばれる状況であり、倒産リスクが高い会社であると言えます。
5、流動比率
借りたお金が返せなければ会社はやっていけません!
このため、短期的に支払期限が来る流動負債に対してどの程度の流動資産(短期的にお金に出来るもの)があるかを示す比率がこの「流動比率」です。
安定している企業を見分けるには流動資産と流動負債を短期的にみるためには、流動資産と流動負債を見ることです。これは株にも必要ですね。
計算方法は簡単です。
流動比率(%)= 流動資産 ÷ 流動負債 × 100
流動比率は200%以上であることが理想と言われています。
ただし一般的には130%~150%が目安でしょう。
また、100%を割ってくるような場合には短期的な支払能力が足りない可能性が高いと考えられるため、注意が必要です。
分かりやすく図にして例を挙げて、解説していきます。
左の企業は、流動資産100に対し、流動負債50で、計算式に当てはめると流動比率は200%となり、安全性の高い企業と言えます。
右の企業は、流動資産25に対し、流動負債50で、計算式に当てはめると流動比率は50%となり、安全性の低い企業と言えます。
まとめ
BS:貸借対照表(バランスシート)は、企業の財務状況を把握する鍵となります。資産は流動資産(1年以内に現金化可能)と固定資産(長期保有)に分かれ、負債も流動負債(1年以内返済)と固定負債(長期債務)に分類されます。純資産は会社の正味資産で、資本金と利益剰余金から成り立ちます。流動比率は企業の短期的支払能力を示し、高いほど安定性があります。200%以上が理想ですが、130%~150%も一般的な目安です。貸借対照表の理解は企業の健全性と経営戦略の評価に役立ちます。バランスを取り、純資産を増やすことが安定と成長の鍵です。
難しそうな貸借対照表ですが、理解していただけたでしょうか。
示しているのはある一時点の会社の資金調達方法とそれを何に投資しているかということです。
そんなに難しくなかったじゃん!と思った方も多いはずです。
そして何より会社がどういう戦略を取っているのかがよく見えて来るのが貸借対照表です。
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