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Carat活動ストーリー

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「AIジョブサーチ」「求人Hub」「GLIT」などを運営する株式会社Caratのnoteをまとめたマガジンです。 https://www.caratinc.jp
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#プロダクトマネジメント

求人Hubのこれまでとこれから

こんにちは、Carat中井です。 今回はCaratが運営する求人広告ネットワークサービス「求人Hub」について、詳しく解説できればと思っています。 (ちなみに主な利用技術はRuby on Rails, AWS, Terraformです。Rubyエンジニアの方、お話ししたいです。) 「求人Hub」とは「求人Hub」は求人広告専門のアドネットワークです。 複数の媒体と取りまとめ、独自に構築した配信ネットワークにまとめて配信することで、求人広告に対する求職者応募の集客を支援するプ

新規事業の0→1で大切にしていること

新規事業の立ち上げ初期(0→1)のミッションは、次の1→10のフェーズに進む判断をするための期待感・希望の光を見つけることだと思っています。 期待感・希望の光はトラクションという形で現れるかもしれないし、もっと定性的なチーム内外の感覚の場合もあります。 いずれにせよ、チーム内外のステークホルダーが「このプロダクトの次のステージにBetしてよさそうだ」と判断できる状態を作ることが至上命題だと認識しています。 この状態が作れないと、このプロダクトに追加のリソースは投下されず

構造化するスキルの重要性

こんにちは、Carat中井です。 最近は企業向けのビジネスやプロダクトの推進が主な担当領域となっています。 Company Deckで言うと、GLIT AdsやGLIT Platformのところですね。 企業とお客様との商談やプロジェクトを進める中で、やはり構造カスキルが重要だなと思うケースが多いので記事にしてみました。 構造化するスキルとは複雑な問題や情報を整理し、構造化する能力のことです。 下記のようなことが正しくできることを構造化するスキルと呼んでいます 与えられ

第一回AppsFlyer Tech Meetupに登壇しました。

こんにちは、Caratの中井です。 AppsFlyerさんからお誘いいただき、12/2に開催されたAppsFlyer初のエンジニア向けイベントAppsFlyer Tech Meetup#1で登壇してきました。 今回はその際の登壇内容のご紹介ができればと思います。 AppsFlyerとは?AppsFlyerはモバイルアプリ広告の効果計測及び最適化のためのツールです。 イスライル発・業界シェアNo.1のサービスです。 GLITやGLIT Platformでのご支援でもApps

NotionとGASで自分がいいねしたTweetを検索できるようにする

こんにちは、Caratの中井です。 2ヶ月ほど前に、Herokuの無料プランの終了が発表されました。 下記の記事で紹介していたプログラムもHeroku上で動かしていたため、対応が必要になったので、その対応の記事になります。 対応方針元々Herokuの役割が、プログラムのスケジュール実行というだけだったので、この要件であれば Google Apps Script(GAS)で十分と考え、GASに移行することにしました。 具体的には下記のようなことを行いました Pytho

面談プロセスの変更で採用数を大幅に改善した話

こんにちは、Caratの中井です。 Caratでは最近、採用活動が活発になってきており、面談機会も増えています。 前職でもかなり採用にはコミットしていたので、思い出せる範囲で書いていきたいと思います。 前職について上記の記事でもご紹介しましたが、前職は大手IT企業でした。 そこで最後はベトナム子会社の立ち上げ〜運営をミッションとしていました。 当時はベトナム人と日本人のハイブリット組織を作っており、ベトナム人人事・日本人人事がそれぞれ採用を主導していました。 私は事業側の

フォームのベストプラクティスは?リスト型vsフロー型

こんにちは、Caratの中井です。 GLITは転職アプリという特性上、求人に応募いただく際の入力内容が多く、通過率の良し悪しがかなりコンバージョンに影響するプロダクトです。 今回はフォームの構造を変更した際の振り返りについてになります。 GLITのプロダクトチームでは、定量/定性分析→イシューの決定→仕様策定→デザイン→実装→振り返りと言う流れで開発を進めており、一部ご紹介できればと思っています。 課題定期的に行なっている定量分析からユーザーの求人への応募開始〜完了まで

ソーシャルログインを非対応にしても会員登録完了率は落ちなかった話

こんにちは、Caratの中井です。 GLITでは機能追加だけではなく、リリース後のROI等をみて機能を削ることも積極的にやっています。 そこで今回は、GLITからソーシャルログインをなくした話です。 ソーシャルログインとはユーザーが外部のSNS等のアカウントを利用して、Webサービスに会員登録/ログインできる機能のことです。 Facebook、Google、LINE、Yahoo!、Appleなどが提供しています。 ユーザーにとっては、 IDやパスワードの設定が不要