北海道出身だからあえて北海道に行きたい(5/21)
こんにちはあるいはこんばんは。
今日はお題を利用してあえて生まれ故郷の北海道の話をします。
1.身の上話
私の出身は道東十勝地方の帯広という街です。札幌からはJR特急で2時間半、人口は約17万人ほどの北海道の市の中では6番手の規模の街です。六花亭や柳月のお菓子は全国的な知名度があります。今でも実家に帰るたびにマルセイバターサンドを配る用と自分で食べる用で箱買いして戻ります。
大学からは本州に出て一人暮らししていましたが、高校までずっと帯広に住んでいたわけではなく、オホーツク海側の美幌町、旭川市、札幌市にも住みました。
2.知名度問題
本州で就職して自己紹介するとよく地元の話になります。北海道は都道府県で括れば魅力度ランキング○年連続1位、知らない人はいません。が、二言目には大抵「北海道のどこ?」の質問が待っています。自分の経験上、北海道の都市の知名度をランク分けすると以下のようになると思います。
Aグループ 札幌、函館 (場所も含めて誰でも知ってる)
Bグループ 千歳、富良野、夕張、小樽、釧路 (場所はよくわからないが名前は知ってるグループ)
Cグループ 稚内、室蘭、根室 (何があるかわからないが場所がわかりやすい)
Dグループ 旭川、帯広、苫小牧 (有名な物はあるが、都市名と結びついていない)
行ったこともない人に聞くと本当にこんなレベルです。
「帯広です」
「北海道のどのへん?」
「真ん中より右下あたりですかね」
「富良野は近い?」
「まあ近い方ですね。120kmくらい」
「カニとかめっちゃ食べるんでしょ?羨ましい~」
「まあそうですね(んなわけねーだろ内陸だぞ)」
みたいな会話を何度したことか…
3.道産子にとっての北海道
北海道は誰もが知っている通り広大です。ですので、同じ北海道で括られても、例えば帯広の人と函館の人では育ってきた文化が結構違います。そりゃそうです。430kmも離れていますから。東京から430km西に行けば滋賀県のあたりです。TVは同じですから共通の話題がないこともないですが、同じ道民だろっていわれてもちょっと複雑な感じになることもあります。
そして、当然すべての観光地にいったことがある北海道民なんてのはごく少数派です。ですから「宗谷岬って何があるの?」とか聞かれても「さあ…行ったことないので…」ってなりがちです。北海道民は北海道のすべてを知っているわけじゃないぞ、と声を大にして言いたい。
4.だからこそ、行きたい
前述の通り、私は何度かの道内での引っ越しを経験しているので、他の道民よりは比較的いろんなとこにいったことがある方と自負しています。
行ったことないエリアをざっくり図にしてみました。赤線の外は全く足を踏み入れたことがありません。北限は興部町・名寄市、東限は斜里町・弟子屈町・釧路市、西限は寿都町・八雲町・木古内町のラインです。未踏のエリアにどんなものが待っているのか、内側でも行ったことない場所、最後に訪れたのが小学生の時とかの場所がいっぱいあります。
まだ見ぬ北海道を再発見したい。
これが私の一度は行きたい場所、です。
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