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クレしん映画を観に行きました

恒例になっているので、上の子とクレヨンしんちゃんの映画(以下、クレしん映画)を観に行きました。

今回は初の3D化作品ということだったんですが、なかなか迫力があってよかったです。みさえさんの髪型が3Dだとちょっと変な感じなのが気になりましたが‥。

(以下、若干のネタバレがあります。)

子供向けのおバカ映画と見せかけて、結構考えされられるところもありました。

途中で悪役の若者(人生に絶望したフリーター)が

この国の未来は暗いし、俺の人生にいいことはない。お前らの未来にもいいことなんかないんだよ!

みたいなことを幼稚園児(まさおくんとかネネちゃん)に言い放つシーンがあります。

他にも、悪の博士が

エネルギーを奪い合い、人口が減っていくこの国の未来なんてどうしょうもない!(だから滅ぼすんだ)

というシーンもあります。

子供向けの映画で言うことかな‥。という気もしますが、好転しそうにない日本の状況を前に、子育てしながら漠然と考えていることでもあります。この子達が大人になる頃、日本はどうなっているんだろうと。(悪い意味で)

悪役に対して、野原ひろしが最後に締めるんですが、

たしかに暗いかも知れないけど、頑張れ、お前らにも家族ができれば頑張れるさ

というようなことしか言いません。

確かに、結局個人でできることは自分のできることを頑張る、しかないんですが、大人が若者に言えるのはそれくらいしかないんかい。とも思いました。

とはいえ、自分だったらこう言うね、というものがあるわけではありません。結局、野原ひろしと同じようなことしか言えないような気がします。あとは日本から出られるように英会話でも習う?くらいでしょうか。

後味が悪いというか、結局、世の中悪くなることは変わんないよね。という‥。

面白かったー、という息子を尻目にちょっと考え込んでしまいました。




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