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JR東日本E233系0番台グリーン車(サロE232-17〜20+サロE233-17〜20) J-TREC横浜事業所出場 2024年1月30日

・毎月続くグリーン車増備も遂に20ユニット(40両)目に突入

1月30日未明、中央快速線用のグリーン車がJ-TREC横浜事業所を出場しました。

2023年12月26日以来、約1カ月振りの出場となります。
※前回出場は以下のリンクからご覧いただけます。

なお、今回の出場をもちまして、同系0番台のグリーン車は20ユニット目を迎え、2022年7月12日の出場から合計40両製造されたことになります。


・出場時のようす

出発前。
二階建てが長く続く。
20ユニットをを迎え、計40両となった中央快速線用グリーン車。
2024年度末までに114両を製造しなければならず、現在は製造予定の3分の1程度になっている。
見慣れた4号車と、
見慣れた5号車。


・Y_TREport 毎月続く中央線快速線用グリーン車 新製試運転

今回は過去にレポートした中央快速線用グリーン車の試運転における話題。

今回製造されているものを含め、中央快速線用のグリーン車は付随車(モーターがないトレーラー車両)に分類される為に自力で走ることは出来ません。

したがって、新製時の性能を試したい場合は先頭車と電動車(モーターが付いている車両)を連結した状態で試運転を行わなければなりません。

最初から2ユニット目まで1編成(2両)ずつの出場であったことから、10両固定編成のT編成及び分割可能なH編成に組み込まれ試運転が行われていました。

しかし、2023年8月6日の出場から2ユニット(4両)ずつの大量出場となり、試運転も急ピッチで行われることになりました。

ただし、従来通り1編成ずつ行うと組み替えの手間が毎週発生すると同時に、約月1回ペースで行われる出場の受け入れ準備をしなければならず、グリーン車増結による運用離脱と対応工事の入出場における運用離脱により、車両運用がほぼ自転車操業状態になっているには想像に難くありません。

その為、分割編成の基本部(6両)側の間にグリーン車2編成(4両)を増結し10両編成と仕立てることで試運転に対応することになったのは前回までのお話。

その後、月1回ペースで大量出場が続いている為にグリーン車2編成分を繋げた試運転も月2回ペースで行われています。

往路区間は所属区である豊田車両センターから新宿駅を経由し湘南新宿ラインにて武蔵小杉駅から少し先の新鶴見信号場から東海道貨物線に入り国府津駅で折り返します。

新鶴見信号場へ向かうE233系0番台。
今回はH56編成が伴車となる。

途中、国府津〜新鶴見信号場間を1往復したのち、復路は往路と同じ経路で豊田車両センターに戻ります。

東海道貨物線の試運転を終え、山手貨物線経由で所属先の豊田車両センターへ戻る試運転。
ダブルデッカー4両が目立つ。

現在、月2回のペースで行われている為に流石に珍しさも無くなったかと思いきや、営業時では絶対に組まないグリーン車が4両繋いでいる姿は珍しいだけでなく、普段走らない東海道線を走り、伴走車も回によって変更されている為に多くの人が連日集まっているのも現状です。

恐らく、暫くはこの状態の試運転は続くかと思われますが、期間限定という噂もある為に見られたらラッキーかもしれません。

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