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オカメインコと家族

我が家のピーちゃんはもうすぐ21才。
オカメインコは穏やかな気性で丈夫で飼いやすいと本で知り、迎えた。寿命はいろいろ書いてあるが15から20年くらいで、命あるものすべてがそうであるように、個体差が大きいようだ。

今日現在健康に不安はないけれど、何せ老鳥。
よく寝ているし、何年も前からかごから出たがらないし、足の動きが危なっかしかったり、排便には気合いが必要な様子。
何年もかけて、ゆっくり年をとっている。

ピーちゃんと暮らす年月の中で、家族にどんな変化が訪れたか。
幼かった子どもが大人になった。これは当たり前なのかもしれないけど、改めて振り返ると驚き。
自分は中年を越え…。
ピーちゃんともう1羽、計2羽が大体いるのだが、セキセイインコは2羽天国に行き、今は文鳥がいる。
横にいる小さいやつは、何年かごとに変わるな、
と、気付いているのかどうか。

ピーちゃん越しに重なってくるのが、親の姿だ。
ご無沙汰続きの父と母。
まさか鳥を見て思い出されてるとは思わないだろうな。

自分の歳を考えると、ピーちゃん旅立ちの後、新しくオカメインコを迎えるのはよく考えた方がいい。

ということで、多分ピーちゃんは、一生に1羽の、オカメインコの友だち。

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