2020.3/1-10
人の出が少ない時間帯をみて、ご近所の自然豊かな場所を散歩しています。
10代前半まで私は北国で暮らしていて、ちいさな頃は雪や木の実や野の花は遊び相手で遊び道具。「ふきのとうが雪から顔を出した」とか「たんぽぽの綿毛が飛びそう」とか、日々ぐんぐん変化するものたちとの思い出は穏やかで色とりどり。
今こんなにも植物をみつめているのは随分と久しぶりで、もしかしたらその時以来かもしれないと思う。息子がちいさい時は毎日公園に行っていたけれど、注視すべきは植物よりも走りまわる息子でした。「どんぐりを口に入れちゃいけないよ」や「手に持っているのは猫のうんちです」と波瀾万丈。
さて一番上の写真の花。なんだかわかりますか?私はわからなかったです。
調べてみたら「馬酔木」でした。「あせび」「あしび」読み方はどちらでも良いみたいだけれど、私は「あせび」の方が好きかな。けれど。できるなら使い分けたい、馬酔木読み。
大切な人たちになかなか会えない日々が続いている一方で、身のまわりの植物や空の変化が寄り添ってくれている気がする。
これはなんの花だろう?
2020.4/8 友人がこの紫の花の名前を教えてくれました。「ムラサキハナナ」またの名を「諸葛菜」。むらさきはなな、かわいらしい。