セカンドパートナー

妻や夫以外の第二のパートナーのことをセカンドパートナーと言うらしい。

肉体関係がなく、プラトニックな関係が前提、らしい。

男性は女性に肉体の貞節を求める、女性は男性に精神の貞節を求める

と、友達が口にしていたのを聞いたことがある。だから女性が犯されてしまった場合、女性がいくら心の底では夫のことを思っていても、男には許せない、ということだった。
逆に女性は肉体関係がなくとも、浮気という精神自体が許せないだろう。
もちろんそうではない男性、女性もいるであろうが、精神の貞節を重視する価値観を持つ人間がいる、ということを示しておきたい。

以上の論理をもし当てはめても良いのなら、このセカンドパートナーという概念自体が男性のための概念でしかないことになる。

ミステリと言う勿れの映画で、
おじさん達の作り出した、女の幸せ、などの言葉に女性が縛られる必要はないという話があった。

セカンドパートナーという概念は、「肉体関係さえなければよい」という一方的な価値観を押し付けている。

法律も、肉体関係の有無しか見てくれないそうだ。きっと精神は客観的な証拠にならないから。
しかし肉体関係があったかどうかの証拠はラブホ前での写真など、行為を推察できるものが証拠となるらしい。
推察、は客観的な証拠となりうるのだろうか。
ラブホに入ったけど何もしてない。それはどうやって証明するのだろう。

そもそも法律が多様な考え方を受け入れていないらしい。

多様な価値観を認める時代ならば、凝り固まった価値観から言葉を生成しないでもらいたい。