40代でやるべき勉強法を考えてみた
こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。
先日、以下のようなツイートをしました。
私は、40代になってから独立して、独立後はサラリーマン時代には経験しなかったことを多数経験させてもらっています。
年齢が近いサラリーマン時代の同僚は、会社を辞めて転職した人もいますが、大半が会社に残ったまま仕事を続けています。
そんな元同僚たちと、たまに話す機会がありますが、「この人だけ時間が止まっているのでは?」と感じる同僚が多くなってきました。
その原因を考えてみたところ、ツイートの内容に繋がったのです。
会社の業務を通じて新しいことを学んでいない(同じことを繰り返している)ので、その結果として話題が組織や上司に対する愚痴が大半になってしまうのでしょう。
一方で同じ元同僚でも、常に新鮮な話題を提供して、未来志向で話ができる人たちもいて、そういう人たちは転職にしろ、会社に在籍したままにしろ新しい知識を学んでいるのです。
こうした経験を経て、ツイートに書いたとおり、何歳になっても勉強し続けるべきなのだと強く感じています。
40代でやるべき勉強法
40代になると、これまでの業務に関する専門的な知識はほぼ網羅できているはずなので(そうでないなら、それはそれで問題です)、現業を続ける限りはこれまでの学びの蓄積で十分に対応できるでしょう。
つまり、勉強しなくても仕事はある程度こなせてしまうのです。
そんな状況で、脳みその中を新鮮に保つために「勉強しよう」と思っても、「何を勉強したらよいのだろう?」と悩む一方かもしれません。
では、どうすればよいか。
おすすめは、勉強の動機づけになることをやって、それに付随して勉強せざるを得ない状況に追い込むことです。
私の場合は、それが独立でして、独立に付随して勉強領域が格段に広がりました。
例えば、独立コンサルとして生計を立てようと思うと、営業・集客を自分でやるしかなく、そうしたスキルを勉強する必要があります。(私はサラリーマン時代に営業をやったことがなかったので、なおさらでした)
コンサルとして顧客支援をしようとすると、サラリーマン時代のように部下に指示を出すようなスタイルでは絶対にうまくいかないので、顧客が自発的に動くように導くスキルも必要です。
また、付き合う業界の幅も増えるので、その業界の構造や商品・顧客の特徴を調査することも重要になってきます。
付き合う人が本を出版していたら、その著書を読んで予備知識として持っておく必要もあります。
このような感じで、何かに1歩踏み出してみるだけで、勉強することが山のように増えるのです。
もちろん、「いきなり独立なんてありえない」という人も多いでしょう。
ここで言いたいのは「独立せよ」ということではなく、「新しい挑戦をすることで必然的に勉強することが増える」ということです。
40代の人がやれそうな挑戦は以下のようなものがあります。
・会社の中で新しいポジション(なるべく海外赴任や子会社の重役など、なるべく挑戦的な仕事)につく
・会社の中で全く異なる業務に挑戦する
・副業に挑戦する
・転職エージェントに会って自分の評価を聞いてみる(すぐの転職意思がなくても相談は可能)
・趣味をもつ
会社の中でポジションを変えるのは簡単ではないかもしれませんが、副業や転職エージェントとの面談、趣味を持つなどはそこまでハードルは高くないです。
例えば、副業なら、いきなり店を構えるとか、いきなり大々的に集客するとか考えなくても、サラリーマンとしての知見を生かして小さく始めることも可能です。
例えば、以下の記事に書いたサービスなら、在宅のままスキマ時間で副業も可能です。
転職エージェントに会うのも、転職エージェントサイトに登録して面談のアポを決めるだけなので、そこまでハードルの高いことでもありません。
特に、今はオンラインでの面談が主流なので、やはり業務のスキマ時間に自分の客観的な市場評価や挑戦機会を探ることができます。
「副業とか、転職のようなビジネス的なことはちょっと。。。」と思うなら、新しい趣味を開拓するのもよいでしょう。
将棋をやってみる、韓国語を勉強して韓国に旅行するなど、興味を持って続けられそうなことなら何でもアリだとは思います。
他には、読書という方法もありますが、読書はどちらかというと新しい挑戦に取り組んでみて、その分野を勉強するのに補完するという位置づけのほうが効果的ではあります。
勉強していない40代は部下からも見透かされる
冒頭のツイートを後輩のサラリーマンに見せたら、以下のような返答が返ってきました。
多くの人に経験があると思いますが、部下は上司の一挙手一投足をよく見ているので、「あれ?この人、薄っぺらいな」とすぐに勘付いてしまいます。
偉そうに説教じみたことを言って、「俺は経験があって凄いんだぞ」と思わせたいのかもしれませんが、部下には見透かされているのです。
そうした40代にならないためにも、人を説教する前に自分を磨くことを忘れないようしないといけないのでしょう。
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