イチオシ マガジンを、もうイチ押し。
先日、金木犀(キンモクセイ)さんが、イチオシマガジン(kindle版)を出版されました。
内容は、各noterさんの記事を紹介・集約したもので、その収録数は81本。
Kindleの画面数では、6,000ページを超えるボリュームとなっています。
出版に至るまで、大勢の方々が携わった「渾身の作」であると、ご本人も語っておられました。
金木犀さんの文章は、独特の『心地よさ』と『読みやすさ』があり、私は大変気に入っています。
その方の出版なら是非ともと思い、さっそくAmazonより購入。
さて、今回も拙著「kindle 対 タブレット」で行ったように、それぞれの端末にダウンロードして、読み比べを行ってみました。
さてさて。
それぞれの端末で読み進めていると、いくつかの不具合や不都合を発見。
それらは、kindle固有の問題、または両者共通の問題など様々ですが、今後、電子出版をお考えの方の「物差し」としてお役に立てばと思い、それらの事象を整理してみました。
注)以下の内容は、構造的な問題を申し述べたものです。記事本文に言及するものではありませんので、誤解なき様お願い致します。
■文章が意図しない所で改行され、分断している
主にタブレットで発生する現象ですが『、』『。』の句読点を省略したり『不要なスペース』があると、文節の区切りが判らず勝手に改行されてしまう現象です。
これらを防止するには、一度、パソコン(Windowsが望ましい)で確認・修正したものを原稿とする必要があるでしょう。
■note記事のリンクが機能しない(kindle)
Kindleでは、インターネット接続の如何に関わらず、記事内に埋め込まれた外部サイトへの接続(ハイパーリンク)が機能しないようです。
タブレットでは正常に機能しますが、但し、それらが文中に多数配置されていると、本文との関連に混濁が生じ、可読性の低下を招きます。
■絵文字などの「文字化け」または「置きかわり」
特にkindleでの発生が顕著で、スマートフォンで作成した文章は「文字コード」の違いが原因となり『存在しない文字』や『絵文字』に関しては、ほぼ「文字化け」が発生します。
こちらの防止策も、やはりパソコンでの確認・修正が欠かせません。
Androidなどのスマートフォンは、多言語対応コード「UTF-8」が基本になっています。UTF-8は「ユニコード(Unicode)」で定められた2バイトの文字を、1バイトの英数字(ASCIIコード)と共存させるために使われる文字コードの一つです。
一方、現在のWindowsパソコンで、日本語を含むテキストファイルを扱うときは、一般的に「シフトJISコード」が使われます。
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