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【座右 #9】kindle 対 タブレット

先日、yokos さんがkindle出版デビューされました。

出版までの道のりは、苦難の連続だったとご本人も語られていますが、取りも直さず無事完成されたことを、心より喜びを申し上げます。

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さて、先日私はKindle電子書籍リーダー(以下、専用端末)について記事を投稿しましたが、それら電子書籍は様々なデバイス(PC、タブレット、専用端末)で取り扱うことが出来ます。
PCやタブレットでは、無料のアプリをダウンロードするだけで簡単に読むことが出来ますし、本格的な読書を楽しむ方にはAmazonの専用端末があります。

拙著でも解説していますが、この専用端末は「読書に特化した」仕様となっていますので、長時間に渡る読書では圧倒的な「読み心地の良さ」があります。
そこで今回は、実際にyokosさんの書籍をダウンロードして『読み比べ』を行ってみました。

■検証環境
専用端末:Kindle Paperwhite(Wi-Fiモデル)
汎用端末:iPad Pro 11インチ

まずは、Amazonサイトから書籍を購入します。
(※拙者の場合は Kindle Unlimited会員のため0円)

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それぞれの端末にダウンロードして表示してみます。

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基本的に電子書籍は「縦書き」が標準のため、挿絵等がある場合は専用端末では単独表示となります。

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ここで改めて、両者の特徴(メリット)を整理して見ましょう。

■専用端末(Kindle Paperwhite)
① 本物の紙のような読み心地〔実際のインクを使用しているため〕
② 読書に集中できる〔Wi-Fiモデルの場合〕
③ 軽量、低電力消費〔一日1時間で一週間以上〕
■汎用端末(タブレットなど)
① カラー画像、見開き表示ができる
② インターネット利用で情報検索ができる
③ 画面のコピー(スクリーンショット)が取れる

以上、それぞれの特徴は相対的に「デメリット」にも成りえます。

例えば、下図の様に文章中のリンクからその情報を得たいと思った時、専用端末(Wi-Fiモデル)はネットに繋がらないので調べることが出来ません。
一方、ネットに繋がるタブレットでは、それらを参照しながら作業(マルチタスク)が出来てしまいます。

この両者の特徴を、どう捉えるか?

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- - 閑話休題 - - 

スマートフォンの常用、そして長期化する現禍。
その結果、私たちは画面を見続ける時間が圧倒的に増えてしまいました。
Kindle、タブレットとも、所詮デジタル機器に変わりはありません。

通勤電車の中、文庫本をそっと取り出し、そこに目を落とす人を見ると、何かほっとします。

少し時間の余った週末。

本屋に立ち寄り、本棚を眺めてみるのも、良いかもしれませんね。


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