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仮説実験授業の魅力 その5 人生そのものが楽しくなる

5.魅力⑤ 人生そのものが楽しくなる

子どもからこんなことを言われました。

私は子どもたちに仮説実験授業やたのしい授業プランなど「プリントを使った授業」と言っているので,子どもたちは「プリント授業」と言っています。

 「たのしい」という気持ちが顔に出ているのだなぁ・・・。
でも「たのしい」と思うことは,自分にとってものすごい原動力になっているのと思います。

 たのしいから仮説実験授業をしたくなりますし。
そして授業を通じて,子ども達の笑顔もみられる。
自分も子どもも賢くなれる という素晴らしい魅力が仮説実験授業にはあると思います。

板倉聖宣さんが,このようなことを書かれていました。

たのしい授業を実施していくと,子どもの素晴らしさが見えてくることは前々から知られていたことですが,〈たのしい授業〉をやっていくと,〈子どもや教育全体に関する見方考え方〉も豊富になり,〈教師の生き方〉も変わることが明らかになってきました。(中略)授業を根本からたのしいものに変えようとするには,〈人生そのものをたのしくする考え方・生き方〉を論ずることを避けて通ることができなくなってきたのです。

板倉聖宣 『たのしい教師生活のすすめ/付・仮説実験授業50周年記念』「創刊10周年を迎えて」(仮説社)より。

まさにそうだなぁ!と思います。

もし,仮説実験授業をやらずにこの文章を読んでいたら,
「授業がたのしいってどういうこと?授業がたのしかったら人生観も変わるの?」と疑ってかかっていたと思います。(すみません😅)

 しかし,今の私なら「その通り!」と思えます。 
仮説実験授業を通じて,授業に対する考え方・子ども達の見方,もうひとつ人との関わり方など,本当にいろんな事を学ぶことができています。
仮説実験授業に出会ってよかったです。

これからも,楽しく過ごしていきたいなと思っています。

おしまい
その1~その5の記事をすべてまとめています→こちら

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