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開業・独立にあたってのよくある誤解5選

時々、開業・独立を考えている方の相談に乗らせていただく機会があるのですが、「もったいないなぁ」と感じることがあります。

お話をしていく中で、「〇〇が不安で踏み切れなかった」「〇〇をやる必要があると思っていた」といった事項でも、実はその捉え方が正しくなかったり、勘違いだったりすることがあるのです。
もしそういったことが無ければ、もっと早く独立に踏み切れていたり、効率よく時間を使えたりしていただろうな、と思ってしまいます。
ということで、私が相談に乗らせていただく中で経験した、「誤解」をいくつか紹介していきたいと思います。

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以下はAIを利用して作成した音声配信の要約です。概要を理解していただけるかと思いますが、より詳しく、具体的な内容が気になる方は音声で聞いてみてください!

銀行からお金を借りるのは難しい?

銀行からお金を借りることを難しいと考えている方場合があります。しかし、実際はそれほど難しくありません。銀行はお金を貸して金利を得ることがビジネスモデルなので、借りる側も「お客さん」という立場になります。ですので、高圧的な対応をされたり、怖い思いをすることはありません。
特に日本政策金融公庫のような国の機関は、起業を支援するための融資プログラムを提供しています。事前に創業計画書を提出し、面談を通じて詳しい内容を説明することで融資が受けられる可能性が高まります。書類だけで判断されるものではありません。大切なのは、完璧な計画書を提出することではなく、面談を通じて銀行員と一緒に計画を練り上げることです。

事業計画はしっかり作り込む必要がある?

多くの人が、起業する際には詳細な事業計画を作り込む必要があると思っています。しかし、実際には初めから完璧な計画を作る必要はありません。むしろ、スモールスタートで実際にビジネスを始めてみて、経験を積みながら計画を修正していく方が現実的です。ビジネスは計画通りに進むことは稀であり、柔軟に対応することが重要です。
一方で、具体的な数値計画を立てることは重要です。例えば、月々の売上目標や経費、利益の見込みなどを具体的に考えることで、ビジネスの実現性を高めることができます。

セミナーやワークショップにたくさん参加する必要がある?

セミナーやワークショップに多く参加することが起業に役立つと考える人もいますが、これは誤解です。セミナーで得られる情報は一般論が多く、具体的な個別のビジネスに直接役立つものになるとは限りません。むしろ、具体的なビジネスの計画を立てることや、実際にビジネスを始めるための行動を優先すべきです。もちろん、ビジネスの基本知識を学ぶことは重要ですが、実践が最も大切です。

法人を設立しないといけない?

起業するには法人を設立しなければならないというのも誤解です。法人を設立することにはメリットもありますが、個人事業主としてビジネスを始めることも十分に可能です。法人設立には手間と費用がかかりますし、経理も複雑になります。最初は個人事業主として始め、ビジネスが軌道に乗ってから法人化を検討する方が現実的です。

開業届を出さないといけない?

開業届を出さなければ事業を始められないと考える人もいますが、これは誤解です。開業届は税務署への報告にすぎないので、実態が重要です。
事業を始めたら開業届を出すべきですが、出していなくても事業を行うことはできますし、逆に、開業届を出したからと言って事業を行う義務が生じるわけでもありません。
ただし、青色申告承認申請書を提出することは重要です。これにより、税制上のメリットを受けることができますので、開業届を出すときは同時に青色申告承認申請書を提出するのは忘れないようにしましょう。

まとめ

独立起業には多くの誤解がありますが、正しい情報を持つことで成功の可能性が高まります。私も皆さんのサポートを続けていきますので、引き続きご愛読いただければ幸いです。

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