今週気になったマーケティング的視点(2020.5.30)
普段ニュースサイトやTwitterで情報収集しつつも、それをフロー型のように流してしまうのってもったいないなと思って、今週から気になった情報は毎週土曜日にまとめてnoteにストックしていけたらいいなと思っています。
ちなみに気になった情報を1週間分まとめるのにはPocketを使っています。
17Live(イチナナ)がCM。ターゲットは中年男性?
・17Live(イチナナ)がTVCMを、2020年2月22日(土)より全国で放映を開始
・CMキャラクターには俳優・吉田鋼太郎さんを起用
・CMでは疲れた中年男性サラリーマンが癒やしの時間として17Liveを利用しているシーンが描かれれる
17LiveのCM、今週初めて見たんですが放映は2月だったんですね。
CMの内容はこんな内容です。
どちらも疲れ切った様子の吉田さんが17Liveをみて癒やされている様子が描かれています。
気になった点は、17Liveが、視聴ユーザーとして、中年男性をターゲットに、CMを打っている点です。
ライブアプリのマーケティングとしては超絶ざっくり2つのポイントがあるかと思います。
①ライバーと視聴者、どちらを集めるか
②どのターゲット層へアプローチするか
①は視聴者にとっての場の魅力を先に整えるか、ライバーにとってのライブ会場の魅力を先に整えるかのニワトリたまご問題があったりします。(17Liveほど規模が大きくなるとそこまで発生しないのかもですが)
それで今回のCMでは視聴ユーザーとして、中年男性にアプローチしているわけですが、なぜ若年層視聴ユーザーが多いライブ配信型サービスのターゲットを中年男性にしているかというと、ビジネスの収益源である投げ銭を頻繁にしているのが中年男性だからだと思います。
実際、新型コロナウイルスの影響で営業自粛しているキャバクラの方がめっちゃ稼いでいたりしているところを見ると、現状中年男性の投げ銭額が一番大きいんじゃないでしょうか。
ちなみに、ライブ配信型サービスで投げ銭をしたことがある年齢層でいうと、15-19歳の若年層が一番髙いそうです。もちろん、額はそこまで多くないと思いますが意外ですね。
1つ気になっているのが、おじさんユーザーの流入がライバーにどのような影響を与えるか、です。おじさんが多く流入してきたSNSサービスは衰退するという話は一定あるように思えます。
CMまで打って、大々的に中年層の男性ユーザーを獲りに行っているように見えましたが、今後の動向が気になりました。
ただし、17Liveは通常のSNSと違い投げ銭のあるライブ配信型サービスなので、ライバーからしても、おじさんが来たところでお金(投げ銭)さえくれれば別にいいよっていう身も蓋もない話かもしれません。
美容院の集客チャネルに変化?コロナ禍で新しい価値提供も
・美容院の集客がホットペッパー最強時代から、インスタからも流入する時代に
・ライブ配信でカラーリングを提供する新しい取り組みも
美容室でインスタグラムを有効的に活用している事例だとALBUMさんが有名ですが、他の美容室アカウントもかなり増えている印象がありますね。
自分はもはや近所の美容室にしか行っていないのですが、実際にインスタグラム経由で来店している方のフローってどういう感じなんでしょう?誰か実際にやっている方いたら教えて下さい。
それにしてもライブ配信形式でセルフカラーリングは時代ですね。金髪にしようと市販のカラーリング剤で染めて、金を通り越してオレンジになったことがある自分からすると、ライブでずっとついてくれているのは安心します。笑
Google検索に新機能。著名人の名前を検索すると「よくある質問」が表示
・Googleで著名人の名前を検索すると「よくある質問」が表示
・質問への回答は動画でインスタグラムのストーリーズのような形式。
Amazonの商品ページにカスタマーQ&Aという形で掲載されていたり、製品に関するよくある質問はありましたが、それの著名人版ですね。著名人の名前を検索すると出てくるので、その人の人となりを知る際に役立つし、著名人側も何回も同じ質問に答えなくてもよくなるので便利。
SEOを露骨に取りに行く「〇〇の本名は?プロフィール/本名/年齢/インスタ/彼氏との結婚はいつ?」みたいなタイトルのブログが話題になりましたが、誰が書いたかよくわからない&回答がきちんと存在するかも分からない記事よりも検索体験としてはいいですよね。
米インスタグラム、投稿で稼ぐ仕組み導入 バッジ販売や広告で
新型コロナウイルスに関する生活調査
DMC×マケスタ第3回 売上UPの戦略とロジック構築、多くの人が誤解している「SNSマーケティングの本質
こんな感じで毎週更新していければと思います。もっと見やすいように改善していけるといいなと思ってます。
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