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独り

私は闇に亀を添える
今夜も乾いた亀を添える

亀が湿度を帯びる頃には
陽が昇らない朝が責めてくる

北枕が南を向いたら
つま先だけは隠せなかった

亀を水槽に戻すと
それはそれは嫌がり
でも
どこかでちゃんと諦めて
頭を跨げて寝息を立てた

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