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アトリエ兼ギャラリーを構えてみた話

夫婦ともに二足の草鞋を履きながらアトリエ兼ギャラリーを構えてみました。まずはどんな所かまとめてみたいと思います。

外観と内装はこんな感じ

築54年の建物で、最初は住居付き店舗でお寿司屋さんが借りていたそうです。こあがりになっている部分からが住居スペースだったそう。それからお店、事務所といろいろと経てアトリエ兼ギャラリーになりました。わたしたちが借りる2つ前のバー?カフェ?だったときのオーナーさんが造作が好きだったらしく、仕切りや出窓などはそのまま残しました。私たちが手を加えたのは壁や床を塗って、手前の床の塗装を剥がして、窓に取り外し可能な板をはめ込んだくらい。

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カウンターもあるので、漬け酒の実験なんかもしています。
さて、漬け酒の実験とは?
主人はラム酒専門のバーで働いているので、ギャラリーでもラム酒やカシャッサ(ラム酒と同じように、サトウキビが原料)を使ったフルーツやハーブ、スパイスを漬け込んだ漬け酒の作り方を考えています。その他、お料理のレシピなども考えてサイトに掲載しています。日々を綴るWebマガジン’n’(エヌ)

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4つのカテゴリーに分けたレイアウト

入口側から、雑貨の販売スペース、カウンタースペース、ギャラリースペース、アトリエスペースとなっています。古い家具やリメイクしたりんご箱を什器に使ってます。

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常設ギャラリーを開いた理由

はじめはギャラリーを探していたわけではなく、住まいとは別にアパートの1室を借りてアトリエとして使える物件を探していました。なにせ2DKの住まいにアトリエスペースがあったときは、寝室とリビングが同じ空間、しかも昼夜真逆の夫婦が暮らすにはちょっと不便な状態でした。
アトリエが別にあると、知り合いでも絵をみたい人がいれば訪ねて来れるし事務所みたいな感じで使えたらいいかなという軽い気持ちから物件探しを始めました。そのなかの選択肢として、店舗物件も手頃なのがあればという気持ちだったのです。
なので、好みの物件に出会えたのは本当に運が良かったです。内見に行った時点で何人か申し込みがあり、見に行く前に良さげな物件と直感できたので自分たちのやりたいことをA4一枚にまとめて持参してみました。その甲斐あってか大家さんが選んでくれて本当に良かったです。

ギャラリーに求めたこと

人通りが多いことは必須条件ではありませんでした。絵って気軽に買えるものでもないし、ふらっと立ち寄るというよりも絵に興味がある人が何度も見に来れる空間にしたかったので基本は知っているがほとんどです。それでもふらりと立ち寄ってくれたら嬉しいですよ!はじめにも書いたように、アトリエ探しがメインだったので店舗だったらこんな感じがいいなという条件は次の3つくらいでした。

店舗物件ならこれが必須条件だったこと
・世田谷線沿線(都内でものんびりした電車です)、できれば線路沿い
・キッチンスペースがほしい
・広さ重視(アトリエとギャラリーを分けたかった)

ここまで書いてみたけど、まだまだ一人前になっていないギャラリーです。衝突も多い二人ですが試行錯誤しながらやれることをやってみようと思うのでした。

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