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部分リフォームの備忘録

4月某日から浴室と洗面所のリフォームを開始した件の記録。
築28年の自宅の浴室はユニットバスではなくタイル貼りの壁と床。
確か、建築当時ユニットバスの浴槽が狭いとかなんとかでタイル貼りの浴室にやむなくした状態だったと思う。

建物の本体の構造は2×4工法なので、木造だけど壁式の木造で、これでも
建築当時は阪神淡路大震災の後だったので普通の木造よりも2×4の方が壁で固められていて地震には強いであろうということで2×4工法にした。

その後、中越地震や東日本大震災と大きな地震が立て続いたりして、建物の建材や基準も少しずつ地震に強くしていかないと、と、世の中全体がそんな雰囲気になってきたので、今建築している建物は当時よりも格段に耐震性が良くなっているようです。

そして、築10年経ったころだっただろうか。浴室と洗面回りになんと!
シロアリが発生。当然、駆除してもらい今はもういないけど、今回のリフォームで壁と床を斫った(はつった)状態は、目視で確認せずにはいられなかった。

実際に解体してみるとその名残もあり、高さ調整かなにかなのか?
理由はよくわからないけど、基礎の上に普通は1本しかないはずの土台が、2本重ねて配置されていたりして。

木がボロボロ

浴室の外部側の壁の1か所と洗面所と浴室の間の部分の2か所、上に配置された土台はほとんど腐っている状態。
ただ、基礎のすぐ上の1段目の土台は全て無傷

ここは腐食した木はすべて取り除いてもらい洗面所側は、土台と部屋の中央くらいまで床合板と根太も補強してもらい、浴室の内側には構造用合板を貼って内部を補強してもらった。

浴室から見た洗面所との境

窓のサイズもほぼ一軒幅あって、冬場寒かったので省エネ対策で小さめに変更
実際この窓の内側に内窓もつけてました。
下の写真は内窓撤去後。

ふた昔前の天窓付き出窓
リサイズ後の窓と合板施工後

洗面所には分電盤があり、昨年電気自動車を購入したときに分電盤の一つの回路から外部の自動車用コンセントまで、天井づたいに配線モールがあったけど、これもすべて隠蔽配線に工事し直ししてもらい、洗面所も内装はすべてリフォームしてもらった。
下の写真に見えてる天井の焦げ茶の部材は既存の廻り縁。クロス(壁紙)は貼り直し。

分電盤も新調


また、電気自動車の充電をする時は、車の充電に使う回路のみブレーカーを手動で入/切していたので、玄関側近くにブレーカー入/切のスイッチもつけてもらい直接分電盤を触らずにON/OFFできるように改善。

自動車充電池スイッチ
全体のレイアウト図

そしてお風呂の完成図

After

家族の意見をまとめてこうなりました。

息子はモダンなデザインが好みのようで、今どきのお洒落お風呂のイメージ。
壁は黒だ!床はダークグレー、浴槽も黒がいい!と主張。
夫は明るめのベージュがベースのカラーがよい!との意見。
同じく私もどちらかというと明るめ希望。

そして、息子の主張は全力で却下したけど、
100歩譲って木目調という意見だけは採用。

掃除する身にもなっていただかないとね!

最近のユニットバスの壁はツルツルツヤツヤしてるのでお掃除で壁を念入りに拭かないと水滴あとが残りますねぇ。

黒なんて・・・想像しただけでお掃除大変そうなので、ナイナイ。

現実と実用性重視!

それでも、この木目でもやはり毎度お掃除の時に全体の壁を上から下までふきふきしてます。
あと、エプロンというものが付属されたので外して洗うのが重みもあって少し大変だけど、
それを除けば排水溝のお掃除も楽になったし、お湯も冷めにくくなり、だいぶ快適になりました。

そして、最近のお風呂は何でもマグネットで壁にくっつくので、床置きしなくていいのは本当に画期的。お掃除超楽。

〜まとめ〜

今回、見積は4社くらいと相見積で比較検討。
建物の補強も一部必要だったので、お風呂のリフォームと補強ができる業者さんにお願いしました。(電気工事も)

今回のリフォームの準備段階でわかったことは、ホームセンターにも最近リフォームコーナーがあって水廻りは色々と展示されているけど、時期によって、ショールームに展示のユニットバスを大幅値下げ!キャンペーン開催中!
とかで販売していたりするけど、ユニットバスってお風呂の部屋サイズと入口の扉の位置や浴槽と洗い場の位置が、ある程度パターン化されてしまっているので、ショールームに展示されているものと、自宅のお風呂がドンピシャはまればそのお値段って言うことらしい。
(私が行ってみたホームセンターの場合は)

有名な建材メーカーさんの浴槽であれば、地域の工務店さんでも仕入値が比較的お安く入るケースもあるみたいなので、値引き交渉もしやすい場合も。業者さんはいくつかお話聞いてみてよく比較して根気よく選ぶのが大事かなと思いました。

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