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面接MAKURAKOTOBAとは?

面接を受けたことはありますか?

初めてのアルバイト。学校の推薦入試の面接。社会人になるための就職面接。転職活動の選考面接などなど。面接官を目の前に、選ばれる立場として一挙手一投足が判断を左右するのではないかと思って緊張しますよね。

私の仕事は転職活動をしている方に職業あっせんをする人材紹介エージェントです。
採用企業の人事部門より採用依頼を受け、その仕事内容を任せられる方をあらゆる方法で探して推薦をし、見事採用に至った場合にはその手数料として採用企業より料金をいただくというビジネスモデルです。

私が推薦した方が書類選考に合格して面接選考に進んだら、面接日の調整や案内を代行します。
そして日程が決まった後は、面接を受ける方(以降 候補者)と面接準備をします。
さて、ここで質問をひとつ。

面接は得意ですか?

この質問をすると、ほぼ100%「NO」という答えが返ってきます。
それもそのはず。
新卒入社した日から、「こんな時のために日々面接の練習をしていました」という人はいませんし、短くても数か月、一般的には5年や10年勤続しその間1度もその機会に触れたことがないでしょう。
新卒入社から数十年間、1度も面接を受けていない方もいますし、中には面接を実施する方(採用選考側)はいつもやっているんだけど・・・と思い悩む方も。
もちろん、面接は何かマニュアルを読んで、スピーチの様に練習して、本番もその通りにできるかどうかを競うものではありません。
ただ、「自分のことを自由に答えて下さい」の方がはるかに難題であることもあるのです。
そこで私は、まずこの難しさの存在を理解してもらうことから始めます。
では聞いてみましょう。


なぜ転職をしようとおもったのですか?

給与を上げたい、仕事が好きではない、馬が合わない上司がいる、パワーハラスメントを受けているetc。。。
本音はたくさんあるけれど、面接で話す内容として相応しいのかどうか考え始めてしまうと
「言葉が出てこない」
であれば、一般的な当たり障りのない転職理由でどうにか答えてしまおうと思っても
「あれ?意外とうまく話せない」
こんな単純な質問(ただし転職の面接ではほぼ100%聞かれます)でも頭がぐるぐるして、何の準備もないまま当日をむかえていたらパニックだったかもしれません。

なぜうまく話ができないのだと思いますか?

自分のことです。それなのになぜうまく言葉が出なかったり、話せなかったりするのでしょうか。
多くの場合は、偽りの情報や取り繕った内容で応えようとしていることが原因のようです。自覚もなくその内容を話そうとしているケースもあります。
面接を控えた候補者に、私のポリシーとしてよく次のことをお伝えしています。
・嘘は必要ありません
・知りたいことはすべて質門してください
・スマートに答える必要はありません

また、エージェントは非力です。合否を決めることはできません。
ネガティブな結果をポジティブに覆すこともできません。
絶対に合格する面接を伝授することもできません。
ただ、「正しく選考をしていただくための最善な伝え方」を一緒に考えることはできます。
毎日、選考をお手伝いしている候補者の面接準備打ち合わせでは、伝えたいことの”言語化をお手伝いしています。
そんな日常ですから、前に触れた「こんな時のために日々面接の練習をしていました」というような本当なら”あり得ない存在”に限りなく近い状況になります。
その結果、転職をお手伝いした方から
「そんなにすらすら言葉が出てくるなんてさすがですね」
「事前に準備した通りの面接でした」
という言葉で喜んでいただけるようになりました。
一種の職業病とも言えますが・・・でも

多くの方のお役に立てるはず

繰り返し面接準備のお手伝いをしていることで、自然と得意分野となり、困っている方のお役に立てるのではないかと思うようになりました。
そして気づくと1番喜んでもらえるのが、そう『MAKURAKOTOBA』です。

同じ事実を伝えているだけなのに印象がガラッと変わってしまう不思議な可能性を秘めている日本語です。

通常は自身が採用をお手伝いしている企業の選考に進まれる方のみに提供している時間ですが、コミュニケ―ションの根本が変わるためおそらく新卒採用面接でもアルバイト面接でも、学校の入試面接でも大いに使っていただけるはずです。
今日も候補者の方とお話しました。
もちろん個人情報は公開できませんが、できる限りリアルな環境に近い形で紹介できるよう努めたいと思います。
リクエストにも応えられるくらいになると良いなと思っていますのでお楽しみに。

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