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人の価値は数字で測れない~こんな世の中への怒り~ #18


 
こんにちは、なみです。
今日は社会の現実について、個人的な意見を書きます。


先日、とある小説を読みました。
「ちょっと今から仕事やめてくる」という本です。
実写映画化にもなったのでご存知の方もいるかもしれません。


あらすじをざっと話すと、主人公は入社1年目のサラリーマンでいわゆるブラック企業に勤めてます。
営業として働く主人公は上司から日々罵声を浴びます。

「数字を取れないやつはゴミだ!」
「会社に損害を与えるヤツなんて生きてる価値もねえ!」

そんな日々を送って主人公は毎日が憂鬱、というストーリーです。
(暗い話に見えますが、最後はちゃんとハッピーエンドです)


これは小説なので多少言葉は過剰になってるかもしれません。
しかし、こんな風に人格を否定するような発言をしている会社は世の中に沢山あると思います。

いわゆるパワハラですね。
メディアで取り上げられるのは一部ですが、正直まだまだそういう会社はあると思います。

直接的に罵声を浴びることはなくても、嫌味を言われる、無言の圧力などを感じる場合もあります。
ブラックというかグレーゾーン。


こういう現実を見て、率直に悲しいなと思います。
何で人のことを平気で否定できるんだろうって。

先日「否定してくる人」についてブログには書きました。
そういう人も傷ついていたんだろうなって。
だけど、それでもやっぱり、こういう現実がまだまだあることが悲しい。


しかもそういうパワハラとかに対して
「自分たちも昔は辛かったんだから我慢しろ」
「最近の若い奴は気合いが足りない」

という発言があるのが、さらに悲しい。

どうして人を傷つける発言を容認するんだろう。
そんな怒りと悲しみの感情が湧いてきました。

そういう発言をする人は、人の痛みとか苦しさとか分かろうとしてないんだろうなと思います。



そもそも苦しさ、しんどさって一つのモノサシで測れるものではない
同じ状況でも、ある人にとっては平気でも他の誰かは物凄くしんどいかもしれない。

同じ3km走るにしても、余裕な人もいればとても苦しい人もいる。
それを「自分は3km走ったんだからお前もやれよ」って煽るのはおかしい。



そういうことも踏まえて、「数字」とか「成果」で人の価値を決めようとする社会がおかしい
資本主義だから数字を出す、お金を生み出す人が価値あるみたいな。

もちろん成果を出せる人は凄いし、素晴らしい能力だけど、それしかモノサシないのかな。
こういう世の中どうなってんの。

という怒りがずっと止まらないです。



もっと1人1人の個性や価値が認められるような社会にならないかな。
それが変わるにはどこから変わったらいいんだろう。
そんな気持ちでいっぱいです。

まだ解決策もやり方も分からないし、問題が大きすぎて漠然としているけど、何か出来るところから変えていきたいと思ってます。



本日はかなり感情的になってしまいましたが、今自分が考えている社会への疑問について率直に意見をお伝えしました。


苦しむ人が減るために、どうしたらいいかまだ知識不足です。
こういう取り組みあるよ、こんなのどう?ってアイデアをお持ちの方がいればぜひコメント頂けると嬉しいです。


本日は以上です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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