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Designship2019_Day1レポート

こんにちわ!ゆいです。都内でデザイナーとして働いているデザイナー、兼業で画家になりたいです。休日は絵を描いています。SNSはTwitter @n_m_y_y Instagram @n_m_y_yをみてね。

Designship2019_Day1レポート

Designship2019に参加しました。そのときに描き散らかしたメモを、ちょっとした感想とともにまとめておきます!

全体の概要はこちら

「日常」を拡張するAIとデザインの話

Ubie株式会社
畠山 糧与 さん

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発表で気になったこと
- 人の知識の引き出し:頭の中の地図をマッピングしすぐ引き出せるようにしている→教育コストも削減できそう
- AIがやりました!の結果だけ見せても、解釈に余地がないので、判断の理由が必要
- 解釈の理由を添えることでユーザーとAIの対話が始まった
- 人もAIも間違えるしAIが人より賢いというような主従関係ではないよ!

お医者さんがペーパーワークにかかっていた時間をツールで短縮し、別の重要な事柄に時間が使える素晴らしいソリューションだと思いました。AIと人間の関係は、以下の本がわかりやすかったのでおすすめです。

ブランディングデザインのはじめかた - デザインと経営の新しい関係 -

株式会社エイトブランディングデザイン
西澤 明洋 さん

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発表で気になったこと
- ブランディングはメンバーの熱い思いを伝える伝言ゲーム
- ブランディングは経営から入る必要がある
- デザイナーは低層から入らないとふわふわしたものが出来ちゃう
- まずは「ブランディング」定義を丁寧に擦り合わせる
- そのためにもこれからのデザイナーは経営リテラシーが必要

↑実況ツイートです。誤字っているのは臨場感です。

ARグラス時代における、空間体験デザインとは

株式会社MESON
本間 悠暉 さん

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発表で気になったこと
- 世界中で盛り上がっている+5G技術の登場によりAR技術は今とても熱い
- 今まで2Dで捉えていたものが3Dに変わっていく
- 幼少期に見た映画の世界が現実になろうとしている。そこを事業に落とし込む
- 事業成長と自身のデザイナーキャリアをかけ合わせたロードマップを引いている
- 今の技術から地続きの発想ではなく、遠い未来から逆算してアイディア発散
- 平面デザインとARデザインの違いは距離・音など体感に紐付いたもの
- 阿吽の呼吸で伝わるチームビルディングへの投資を行っている

本間さんのバックグラウンドはデザイン専門ではないので、ロードマップと紐付体系的なフレームワークを利用しデザインアプローチを行っているそうです。
私も小さい頃からFS観て育ったのでとても共感しワクワクしました。またセッションに村上春樹を引用されていて、私は学生時代村上春樹を読みふけっていたので気になります。余談ですが本間さんご本人が映画X-Men: Days of Future Pastのクイックシルバーみたいでかっこよかったです。

メーカーにおけるデザインエンジニアの役割とラピッドプロトタイピングについて

パナソニック株式会社 デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORY
川島 大地さん

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発表で気になったこと
- デザインもエンジニアリングも一貫でできる!強み
- すぐにプロトタイプ回せる。ハードも作っちゃう。
- 実際に使われている場面に感動するタイプだった
- 会社でできなくてもプライベートでバンバンやりたいことをやる

普段メーカーの方のデザインの話は聞けないから新鮮でした!たしかにデザイナー だけでは絵に描いた餅で実現できないのでエンジニアさんと一緒になってアウトプットしてくことは大事ですね。メーカーの場合、ハードごとプロトタイプ出来ることもすごく魅力的でした。私はツツジの蜜は吸って育ったのですが、みんな小さい頃はツツジの花の蜜を吸っていたことを信じています。

『イノベーションとデザイン』

田久保 善彦さん × 田川 欣哉さん
モデレーター広野 萌さん

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- デザイナーはデザインの枠に閉じこもるのはもったいない。
- 5年目安に1つのスキルを深める。
- 5年で1スキル獲得したら近隣のスキルからしっかり獲得していこう
- `XX`デザイナーと既存名前を使いたがるのはもう古い
- 既存×既存デザイナーと名乗っていくことで新しい人も参入しやすくなり職種が育っていく
- 過去を引用することで新しいものを作る!

こちらのセッションも大変興味深かったです。弊社でも頻出する「越境」がキーワードでした。デザイナー仲間でもこういう話をよくします。実はカンファレンス後も集まって熱く語りました。私はちょうど28歳なのでデザインは一区切りつけたいです。

“世界初”を支えるデザイナーが考えること

popIn株式会社
北村 崇さん

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発表で気になったこと
- あったらいいな、はすべて削ぎ落とした。
- 機能<「自分が使ったらどんなことできそう」をしっかり魅せる
- ワクワクアイディアが湧く🤣🤣
- PSDカンプが常に最適なデザインアウトプットじゃない
- チーム内UXも注力している

月間5,400万人を支えるユーザ体験への想いとその現実

クックパッド株式会社
宇野 雄

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発表で気になったこと
- 優しいデザイン:無力感を煽らない
- おせっかい:手間をわざとかけることで実感を育てる
- 一時しのぎではない根本の問題を解決じたい→ハンバーグを作りたいわけじゃない、ひき肉を消費したいんだ…!
- レシピ見るサイト→レシピ見ないでも作れるようになってほしい

共創デザイン(和の心)で創る、ブランド戦略

UJI PUBLICITY Co.,Ltd.
ウジ トモコさん

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和装が素敵でした。

コンテンツを(もっと、よく)デザインしたい

日本デザインセンター
有馬 トモユキさん

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発表で気になったこと
- ロボットが好きな人向けだから、メカメカしいデザイン→もっと深堀りすることでより響きやすくなる
- 架空のUIを使っている演技を観て、現実のプロダクトを検討したり現実とSFは相互に影響しあっている

情報量が多く早かったので、メモが取りきれませんでした…mm
発想を広げるにはSFを見よう、という話は以前にも長谷川愛さんが講義で触れていました。以下参考に貼っておきます。

武蔵野美術大学公開講座 第1回「0→1を生むアートとデザインの思考」を学んだよ!図めも✍

失敗こそクリエイション

REDD inc. 代表取締役社長
望月 重太朗

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- AorBしかない!の状態に追い込まれると分岐が少ない。
- 起こりうるやばい状況・仮設は立てておくことで失敗するとしても分岐を増やしておく
- 失敗は4つの要素に原因を分解、バックキャスティングを行う
- 異能者(異業種・自分と違う人・異性・異国文化)を迎えることで向き合い続ける

分岐を増やす、の考え方は今後のキャリアへの向き合い方へも大いに参考になると思いました。個人的にはチームには異能者は大変重要だと思っています。弊社デザイナーチームは全員日本出身で、プロダクトも日本文化向けなので、今後は異能者を入れてほしいなと思っています。

Day1感想

大変面白かったです!去年は引っ越し準備でなくなくチケットを後輩に譲り参加できなかったので、今年は念願の参加でした。Day1のあとに、社内のデザイナーさんたちと内容について、自分たちの悩み・考えと照らし合わせながら意見交換ができたこともとても嬉しかったです。
また会場も素敵で海外のカンファレンスにいるみたいな気持ちでした。(行ったことないんですが、イメージです。)スタッフさんのご対応もみんな優しくてノベルティの多さや参加者のワクワクした様子にもテンション上がりました。特にライティングと音と映像は、その場にいないと体験できないライブ感がありました。


反省としてはとにかく全部のメモを取ってしまったのでDay2(日曜日)に体力がなくなっていました。本当は全員描きたかったですが、Day2はとくに気になった人のみメモを取りました。体力の無さが悲しいです…。

おまけ

一緒に参加した弊社デザイナーの記事はこちら▼

隣で聞いていたんですが、観点が異なり興味深いです!

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