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受信機

このPCの両脇を見てほしい。突起物が左右にひとつずつ、合計2つあるのがわかるだろうか。これは、ワイヤレスマウスの受信機である。

パソコンの横っちょに、黒い突起物が2つ

ひとつのPCにマウスが2つも必要なわけなどない。これは、私のミスなのである。

リモートワークをすることがあり。どうしてもマウスを忘れて行ってしまうので、家用と会社用の2つ持っている。

リモートワークをするときには、家用を使い。会社に持っていく用のマウスは、通勤良いリュックに入れたまんまにしておく。

そうすると、忘れることなど無い、という算段である。

ところが時々、家で会社用を出してしまい、それを通勤用のリュックに入れないでそのまんま出社することもあり。そういう場合は、マウスの受信機はひとつ、ポツンとパソコンの横っちょに突き刺さったまんま、マウス無しでのタスクを泣く泣く不便さに耐えつつやっていくことがあるのだ。

ところが。

こんな、今回のようなこともある。

なぜだか、家用のマウスをきちんと使おうと受信機をパソコンに突っ込んだものの、結局は会社用のものを取り出して使い、それを家に忘れ、家用のものも家に置いたまんま、つまり、マウスはひとつも会社に持参していないのに、なぜか、マウスの受信機は2つ、パソコンの横っちょに突き刺さったまんま、一日、自己嫌悪に陥りながら、泣く泣く不便さに耐えつつタスクをこなしていくのだ。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

情けないけど、仕方ないよね。耐えねば。


こんな情けない状況を家内にLINEで送ると、こうわ返ってきた。

そんなときもあるよね。


そういう優しげな言葉をかけてもらうと、なおさら、自分が情けなくなったりするのである。


昼間のそんなこんなを家内に語ろうとして後ろを振り向くと、空のソファーが、静かに笑っていた。



先日から家内は、あるプロジェクトで都心のホテルに泊まり込んでいる。

シーンとした部屋の空気に、なんだか、心が追いつかない。






昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。

家内が元気だと、我が家は、明るくて平和である。





だから。





これで、いいのだ。



■追記■46日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。
人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。
下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。
約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放
「追放」って…。まじかぁ…。
でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。
これで、後には引けない…
まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。

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