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私は、練り歯磨きではなくて、水歯磨きを使っている。その中でも、リステリンが好きだったりする。

事務所でも食後にフロスをかけて。そして最後に水歯磨きで口をすすぐ。

事務所では、大きなものを持ち込めないので携帯用のボトルを持ち込むのだが、このボトルのキャップがややこしい。

恐らくは、漏れ出るのを防ぐためだとは思うのだが、特殊な開け方になる。

つまりは、キャップを押し込みながら反時計回りに回し。キャップが緩んだところでキャップを引き抜くのだ。

この押し回しが、とても苦手なのである

だが。私は、この開け方が非常に苦手で。3回に1回は失敗する。要は、開かないまんまになる。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟つぶやいた。

普通は、キャップは引き回して開けるから、動作が全く逆なんだよな。でも、コジ、そこまで不器用だったか?



そしてこの失敗劇を見かねた家内が、私は、もういいと言うのに、お客様相談センターにかけてくれた。

対応は、こうだ。

返信用の袋と着払いの送り状を送付するので、その中に、開けるのに失敗したボトルを入れて送ってほしい。届き次第、新たなボトルを交感して送る、と。


一度送り返すと、こういうサポートセンターは、非常に行動が迅速である。

翌日には、交換ボトルが届いた。


だが。もちろんのことながら、キャップは、押し回しである。


でも、今度は、きちんと開いた。


心の中がホッとすると同時に。本当のところ、このボトルの開けるときのコツをそろそろ、教えてほしいものだと思ったりする。

これは、私のささやかな希望である。


そんなこんなを家内に語ろうとして後ろを振り向くと、空のソファーが、静かに笑っていた。

先日から家内は、あるプロジェクトで、都心のホテルに泊まり込んでいる。

シーンとした部屋の空気に、なんだか、心が追いつかない。



昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。

家内が元気だと、我が家は、明るくて平和である。





だから。





これで、いいのだ。


■追記■40日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。
人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。
下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。
約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放
「追放」って…。まじかぁ…。
でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。
これで、後には引けない…
まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。



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