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営巣

どうしてか、家内が家にいないと、少し前の、一緒に行動したときのことを思い出すことが多くなる。

寡黙に、ひとり、家事をすることが多くなり、Voicyやスタエフ、音楽などを聴きながら手を動かし、足を動かし、事を進めていくものの、どうしても、頭の中の、一緒にいたときのことを思いだしてしまう。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

それは、さっちゃん(注1)の事が恋しいのか、それとも、精神的に支配されているのか、どちらかだな。


人様の手前。前者、ということにしておこう。


だから、これから先は、結構、思い出話が多くなるように思う。


今日、思い出したのは、かれこれ2ヶ月ほど前。次女が卒業した高校の大会があり。久し振りに何の制限も無く応援できるとのことで、家内と出かけたときのことだ。


季節も5月から6月の頃。この頃というと、春から初夏にかけて、草花も動物たちも、活発に動く時期で。私の大好きな鳥、ツバメも、営巣から産卵、子育てに入ってくる。

この頃は、まだ、営巣中だった


ゆく道のサービスエリアでは、ツバメが飛び交い、巣に戻って子にエサをやる。その光景を、毎年、楽しみにし。そして、思い出す。ながた師範(注2)の、ツバメ日記を。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

たしか、ツバメに関する掌編を投稿すると言っていたよな。師範に。


うむ。忘れては、いない。


だが、なかなか、進まないのだ。あれか、かれこれ、もう、2年半になろうとしている。

いろんな宿題が、ある。


そんなこんなの思い出話を家内としようかと思って振り返ると、空のソファーが、ただ、笑っていた。

家内は、夏のプロジェクトに参加するため、実は、先日から家を空けている。今回は、不在期間が長く、8月末までは都心のホテルで泊まり込みになり。帰宅するのは、日曜日の深夜で 。月曜日の午前中には、また、出ていくのである。

日曜日の夜は、入念にマッサージをしよう。そう、心に決めている。


昼間の、家内とのやりとりからすると、家内は、元気なようである。


家内が元気だと、我が家は、明るくて、平和である。



だから。


これで、いいのだ。


(注1)我が家の家内の呼称は、「さっちゃん」である。さっちゃんは、女王陛下という別の呼称もある。だが、そもそも長男が飼い出したハリネズミのリキとの関係で、そもそもの飼い主が長男であることから、私は、おじいちゃんだが、家内に対して「おばあちゃん」なんて呼び方は、まかり間違っても、してはならないのである。



■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。





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