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寄り道

次女の家の整備で、2月の中旬に出かけてきたのだが、3月の下旬も実は、出かけてきた。今回も、土日を含め、私も、家内も、休みをとり、わざわざ出かけたのである。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。

あいかわらず、過保護が過ぎるな。


家内に言わせると、過保護にできる期間は限られているので、気にせずに過保護にするべきで。誰かにとやかく言われる覚えはないということなのである。

我が家の長男、長女に続いて、次女は、過保護のカホコ2ツーであり。私も含めて、我が家は、とても過保護なのである。

前回の整備で、一応住める状態にはなっている。今回は、G(注1)対策と、車のディーラーに、挨拶をしに行ったのだった。

次女は、かなり遅くまで練習をしたりするし。遠征などに行くことも多く。それにもかかわらず、近隣の電車なりバスが都会ほど利便よく使えるわけでもないので、移動には車が必須なのである。

車は、我が家の近隣のディーラーで購入したが、次女の居住地に持っていき、メンテナンスなどは、現地のディーラーに任せることになる。次女も成人した社会人になるのだがら、放っておけば良いことなのだが、家内と一緒にその店の店長に挨拶をした。

一方、G対策については、家が1階で。築何年も経過していることもあり、必ず出るだろうということで、一応、市販の駆除剤を、要所に据え置くという手だてをとった。


ただ、どうも、聞くところによると、夏には新しい寮ができるようで。今の住居は、いわば、仮住まいなのである。

だから、家内から、釘を刺された。


駆除剤は、余計なところには置かず。できれば、また、夏に入居するところのために、少しストックして置いておいてね。半分ほど。


私は、素直にその提言というか、指示に従った。


同時に、エアコンの室外機の排水ホースにも、Gの侵入を防ぐキャップを、据え付ける。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

完全ではないが、ひとまず、考えられ得る手立ては、講じたな。


うむ。


落ち着いたところで、家内から、新たな提言があった。


ちょっと帰りに、足を伸ばさない?


家内が猫なで声で言うときは、何かを企んでいるのだ。


お目当ては、これだった。


なんでも、少し前に、天海祐希か誰か、有名な女優が、美味しいと紹介して、かなり有名になったらしい。

私たちは、水だんごをお土産に。ぜんざいと、フラペチーノをその場で食した。


このフラペチーノも、半分こ


ぜんざいも、半分こ


袋の中身は、本命の水だんご


私と家内は、帰りに足を伸ばすというには、かなりの行程があったが、美味しい味を、半分こ(注2)することができたのである。


かなり遠回りの帰路だったが、深夜にようやく我が家に着き。この日は、マッサージをせずに、ふたりとも、寝ることになった。

が、翌朝、やはり、ノルマが、回ってきた。



マッサージをすると、家内は、上機嫌になる。

家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。


だから。


これで、いいのだ。



(注1)Gとは、ゴキブリのことである。我が家では、あらゆる昆虫の中で、最も嫌われている。家内、長女、次女は、見るだけで逃げ回り、即刻駆除のミッションを、私に、下すのである。

(注2)家内は、量をたくさん食べることは出来ないが、いろんなものを、少しずつ味わいたいタイプなのである。だから、食べ物は、私といつも、半分ずつ、する。私は、独占欲が激しいタイプというか、質よりも量のタイプなので、本質的には、半分この思想にはそぐわないのであるが、長年の家内の指導により、最近では、半分こ、慣れてしまった。さらに、最近では、柄にもなくダイエットなどをしていて。すっかり半分こ生活なのである。


■追記■
面ゆるって、なに?
それは、これ。西尾さんはじめ、みんな、面白い作品をあげていて。
私は、だいたい土曜日の夜に、そこそこの過去記事をあげています。
もしも、お時間があれば、みんなの作品、読んで頂けたら幸いです。


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