ボクが今戦っているモノ
①真相。
2022.02.01
「報告①この度諸般の事情により創作活動を自粛して生活の為の労働に注力することとなりました。よってしばらくの間Twitterは超低浮上になります。が、決して止める訳ではありません。生活ペースが落ち着きしたら時々皆さんの会話に口を挟む予定です。
報告②創作活動も決して止める訳ではありません。カクヨムに連載中の小説もありますし、今後文学賞に応募する予定もありますので、地道に続ける予定ですので見かけたら応援よろしくです。それではしばしのお別れです(って明日いるかもね)。
もう一年半近くも前なのでこのコメントをツイートした事実を知らない方も数多くいるでしょう。ボクはこの後日々の生活を(悲しいかな)実益の伴わない創作活動から確実に収入が約束される「ある労働」へとシフトしました。自分の好きなコトと生活の為の仕事を両立するのはどれだけ難しいかというのはイヤというほど経験済みで本当はやりたくありませんでした。昨年11月に還暦を迎えた身でありながらの体たらく。「その歳で何をやってるんだ!」というお叱りを受けても仕方ありません。
それでも創作活動だけで生活するという夢を決して諦めた訳ではなく『いつか……』という想いを心に秘めつつ様々な事情を鑑み、現在の仕事を選択するに至りました。
報告以後のツイートで連日「本日の敵は~」と表現しておりますが実際に誰か(或いは何か)と格闘している訳ではありません。されどその内容は特殊です。人によっては毛嫌いされるかもしれません。しかし熟慮した結果、この仕事が自分の性格や現在の生活リズムの中ではストレスなく作業が出来るのではないかと考えました。
それはチラシの配布(いわゆるポスティング)です。
(もったいぶる程のことではありませんが……。汗)。
この仕事は大手や地元の企業からチラシ配布の依頼を受けた専門業者から委託を受け、指定された地域に期限内に配布するというもの。ボクの場合は地元を含めた周囲4か所の市が作業範囲で町単位の目的地に車で移動しエリア内を徒歩で配布して回ります。一日の配布件数は約900~1100件程度。チラシの種類は3~6種類。合計2700枚~6600枚という計算になります。
この件数を週5日で4週。現在一月に21000件配布しています。
非常識な時間帯(深夜から早朝)を除けば決められた期日内に指定地域の配布を完了すればOK。日曜日や休日に動くのも自分の都合で構いません。
「チラシ配布ってそんなに稼げるの?」と思った方もいるでしょう。
(決してネットの企業広告ではありません。汗)
確かに楽ではありませんし、高額な収入が容易く得られる訳でもありません。でもボクの場合、難病(ALS)の妹を抱え、母も定期的に病院通いをしている状況。それに加え年齢的にも時間に拘束の多い正社員勤めはハードルが高いのが現状でした。
実際、慣れるまで苦労しましたし、今でも苦労の連続です。依頼のチラシはそれぞれが束で届けられるので仕分け作業もしなければなりません。最初は要領が掴めず、多くの時間を費やしたりもしました。
(作業が深夜に及ぶコトもよくありました。)
雪の日や台風などの大雨以外は配布しています(雨の日でも実は意外に濡れずに作業ができます)。エリア内配布は徒歩なので最低でも毎日1万5千歩は軽く超えます(広い範囲だと3万歩超えることもあります。汗)。
それでも自分が決めた仕事なので精神的な負担は余りありません。
ボクが初浮上でツイートしている敵の正体はこのポスティングの仕事を「戦い」と称して擬人化しているのです。
「本日の敵は手強い相手」などとツイートする時がありますが、これはその日のエリアが配布し易いかどうかを表現しています。「手強い」はエリアが広い(長距離歩き回らければならない)とか道路が整然と整備されずにルートを綿密に考えなければならない場合などを指します。「常連」は何度も回っているエリア。「新参者」は初めてのエリアということになります。
以上が日々の仕事「戦い」の真相です。
自身の年齢や普段の生活状況をよく考え決めた仕事ではありますが、様々な地域を回っていると、ポスティングという行為自体を良く思わない人たちの存在も目にします。
ということで……
次回からはチラシ配布で街中を歩いていて気付くコトや感じるコトを書き記していきたいと思います(但し時期は未定です・・・。汗)
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