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知床「日本最北東突端地」訪問の記録/2024年7月

北海道には民間人が行ける日本最北端=宗谷岬、日本最東端=納沙布岬に加え、旅好きとしてもう1つ狙いたい「端っこ」があります。それが知床にある「日本最北東突端地」です。最北東?突端地?なにそれ?という方もいるかと思いますが、2024年7月に訪問したのでレポートします。

目的地=日本最北東突端地は地図でいうと赤いピンのところ。知床半島の東側、半島の先端の知床岬まではだいぶ手前ですね。あらためて「知床」という場所について、北海道の公式ホームページを見てみます。

北海道公式ホームページより引用

世界遺産に登録されている知床エリアは2つの町(自治体)で構成されています。半島の左上サイドが斜里町(ウトロ地区)、右下サイドが羅臼町です。私はウトロまでクルマで30~40分くらいの斜里町の街中に泊まりましたが、観光客が知床に泊まる際は「ウトロ」や「羅臼」が候補地になります。

羅臼町から北に赤い線がありますがこれが道道87号。で、その87号の行き止まりが相泊地区にある「日本最北東突端地」です。

ちなみにウトロ地区から北に延びる赤い線が道道93号。こちらも途中で道が切れています。要は、先端の知床岬まで道路が無く、クルマやバイクでは行けないということです。

もし一般人が知床岬を見に行く場合は観光船ですね。こちらの写真はウトロから出ている観光船に乗車する方々。※あの痛ましい事故があったのもこのウトロエリアの観光船

では、観光客がクルマで行ける知床半島の端っこ=日本最北東突端地に向かいましょう。

青い看板、右に曲がると相泊(あいどまり)。ここをめざします。

海を右手に見ながらクルマを進めると「民宿熊の入った家」などが現れます。

こんな看板も随所に。知床っぽいですね。87号の道自体は険しいわけではなく、アップダウンも無く進むことができます。

着きました、相泊。今来た道の振り返りショットですが、霧が迫ってきていますね。

道なし!

クルマやバイクではここまで。

ここから先に行かれる方への看板があります。

「ヒグマ高密度生息地」「すべて自己責任」。一見優しい顔をした看板ですが、書いてあるワードはなかなかパンチがあります。ここから先、知床岬に歩いて向かうのは一般人には難度が高く、登山家や冒険家の領域ですね。

あらためて場所を確認します。知床岬まではまだ結構な距離がありますね。道なき道を徒歩で知床岬へ行き、戻って来るのには2泊3日必要だったりします。

以上、少しマニアックな日本の端っこ「日本最北東突端地」訪問の記録でした。

どなたかのご参考になれば幸いです。

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